江戸をぶらつこう(江戸弁)
江戸弁について
江戸っ子の喋る言葉です。町人言葉であります。
江戸弁の特徴は鼻濁音があることと、清濁どちらでも良い場合、清音を使うことでしょう。
濁音を避けるのは一説には関東のベーベー言葉と一線を画す為といわれます。
白金(しろかね)鳥越(とりこえ)、駒形(こまかた)のように濁らない。
「主はいまこまかた辺りほととぎす」は吉原の高尾大夫が仙台候への返書の結びに付けた句でありますが、字も達筆であったといいます。
一夜の遊興費が十両だったそうで、当時の最下級武士の三年分の給料にあたったそうです。
十両盗むと死罪でした。
被害者は後味の悪さを恐れて被害届けを9両何分かで届けたそうです。「盗人をどうして九両三分2朱」となります。
江戸っ子は駒形へ泥鰌を食いに行こうといいます。
しかし何故かJR尾久駅は地元の人が濁って呼ぶのに澄ましている。
漫才の内海桂子が奇麗な下町弁を喋ったとか。手拭いは「てのごい」で、「ご」は当然鼻濁音であります。
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