加藤智大に関する記憶
当時、加藤智大は青森市、佃中学に通う中学生でした。
青森高校というのは、他府県のトップスクールには
大きく劣るかもしれないけども
それでも青森県内ではトップの進学校です。
私も一応、そこ出身なんですけども(汗)
劣等生でしたから。
まぁ、いろいろあって
一浪して、やっぱり本命の大学には受からなくて
弘前大教育学部に進学したわけですけども
三回生ともなると惰性で
「もう教員でいいか?」とかなるわけでして。
そんな中で
家庭教師の募集があったので
それで受けた相手が加藤智大だったわけです。
とんでもない家庭教師デビューですね。
加藤智大の家庭環境は
私とよく似ていました。
酷似していた、といってもいい。
その後、彼が
ああいった事件を起こして
その結果
彼の生い立ちや家庭環境が
公になったわけですが
加藤智大の家庭は
ほぼほぼ、私の家庭環境と同じでした。
テレビ、新聞、週刊誌で加藤智大の悲惨な
家庭環境は伝えられておりますが
ほぼほぼ、あれと同じ経験を私もしております。
最近、離婚した女性の手記をみて
「あぁ、なるほどな」と思うことがあったわけです。
英単語にenemy(エネミー)というのがあります。
意味は「敵」です。
私は結婚したことがないのでわかりませんが
世の中には結婚した途端に、
態度を急変させる夫とかいるそうなんだそうです。
一言でいえばモラハラ夫なんですけども
夫、姑、他の親族からの
怒涛のようなクレームの中で圧倒されて
「自分がダメだから」
という風に洗脳されていくのだそうですよ。
ネットスラングなんだそうですが
「エネme」というのは
よくできた造語ですね。
敵が自分のことを否定し侵食してくる
しかも
「悪いのはお前だ」「お前のせいで」
と、勝手にインネンつけて
勝手に相手に罪悪感をもたせて
それを利用して相手を支配しようとする、というやり方です。
嫁姑間であっても
これをやられると厄介なのですが
近親間、とくに親子間で
これをやられると
世間のことを何もしらない子供は
モロに被害をこうむります。
否定否定否定否定否定、され続けると
人は時間差こそはあれど、やがて壊れます。
それを受けていたのが
加藤智大の家庭でしたね。