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帰省ブルー

さて今週末はクリスマスイベントがあって、その後はもうすぐに大みそか。
今年も押し詰まって来て、仕事も忙しさを増している頃だろうと思います。

今年の年末年始は昨年にも増して、旅行をする方も増えているんだとか。
ただ物価高の影響もあってなのか、国内旅行の方がまだ多いようです。
私も可能ならどこか温泉でも行ってのんびりしたいところですが、なかなかそうもいきません。

というのも、やはりこの年末年始は実家に帰省される方が昨年よりも増えるんだそうで。
ここ数年は「コロナ」を理由に帰省しないで済んで安心していた方も、さすがに今年はその理由付けが出来なくなってしまい、今年はやむなく帰省される方もぼちぼち出て来ています。

実家への帰省を考えると今から気持ちが落ち込む、うつっぽくなるといういわゆる「帰省ブルー」といわれる傾向がそろそろ、見えて来ています。
実際に「今年は実家に帰らなくって、もう苦しいんです」という相談をされる方も先日訪れられました。

帰省の理由の多くは「孫の顔が見たい」と実家の親が言ってくるため、なんですけど、可能なら孫だけで帰省させるのもアリなのでは、と提案はしています。

私自身の子供の頃を振り返ると、小学4年の頃から夏休み、冬休み、春休みには一人で電車に乗って栃木から都内にある病院に行って診察を受け、それから神奈川は茅ヶ崎にある眼科で診察を受け、それを終えてやはり茅ヶ崎にある祖母の家までバスで行ってました。
当時はまだ東北新幹線なんてなくて、特急とか急行も高いからという理由で鈍行で行ってたのを思い出します。

要は孫の顔さえ見せれば良いわけですし、孫の方でも祖父母からお年玉をもらえればそれでOKなんでしょうから、可能なら子供だけで行かせる、心配ならパートナーにも一緒に行ってもらって、自分は行かない、という選択肢も良いんじゃないでしょうか。

この選択肢を取ることで親との関係は一層悪くなるかも知れませんけど、一方で「私はあなたたちに会いたくない」という意思表示を一度でも見せておけば、その後は「行かない・帰省しない」が通常となる可能性だってあります。

例え日数が2日でも3日でも、本来ならのんびり過ごすべき場所の居心地が悪く、新年早々から嫌な思いをするくらいなら思い切った選択をしてみても良いのではないでしょうか?


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