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子供が安心して泣ける世界

またアニメから…

先日から始まった「青のミブロ」
ストーリーは割愛しますが、簡単に紹介だけ…
幕末の京都の治安を守るため、後の「新撰組」となる壬生浪士組に入ることとなった主人公「にお」のお話です。

先日第2話を観たのですが、このなかで「にお」が「正義」について悩み葛藤するシーンが描かれていまして。

*******ここからネタバレ まだ観ていない方はここで終わりにして下さい*******





お金をもらって人を斬るような連中を退治するのが正義、世の中を良くするのが正義、しかしそこで悪人は斬って捨てても良いのか、そんな依頼をする大元は…
そんなことを考えていた時、自分の正義とは何かについて問われた「にお」。

ある日「にお」が土方、近藤と共に市中見回りに出ます。
そこで犯罪者と思しき浪人と出くわし、路地に逃げ込んだところを3方に別れて追う事に。

その途中、におは道端で転んで泣いている小さな女の子を見つけます。
けどそこは捜索範囲外。
女の子を助けに行くのは命令違反になる…
迷いはあったものの、女の子を助け上げ、大丈夫だよ、と声をかけると、女の子も声を上げて泣き出します。

そこに追っていた犯罪者が現れ、二人の方に走ってくる。
におはとっさに女の子をかばってその場を離れてしまい、犯罪者を取り逃がします。

結果的に土方に追い付かれ犯罪者は斬られ、事なきを得たのですがその帰り道、におは自身がしてしまった命令違反について二人に謝罪します。

その際、自分の生い立ちについても話すのですが、彼はまだ物心がつく前、両親は殺されてしまい、お寺に預けられました。

そこでは「いつも笑っていなさい」と教えられており、それは少しでも誰かにもらわれる可能性を高くするための処世術だった、と話します。

ただ彼はつらかったり苦しかったり寂しい時もあり、そんなときは泣きたかったし、抱きしめて欲しかったけど、我慢して笑っていた。
そこで「子どもが安心して泣ける世界」にしたい、と二人に話します。

近藤は「それで正解」と言い、土方からは「あるじゃないか、お前の正義」と認められます。

子供が安心して泣ける世界

考えてみれば、そうなんです。

虐待の無い世の中を想う時、それは子供が「子供らしく」いられる世の中であって、それは子供がいつも笑っていられる世界、と単純に考えていました。

もちろんそれも大切なんですけど、私のところに来られるお客様を振り返った時、彼らの多くは子供の頃から自分の想いや考え、感情を押さえつけ、どんなことを言われても、どんなことをされても「笑って」いたんです。

泣くと怒られるから、泣くと嫌われるから、泣くと見放されるから…
だからいつでも「笑顔」を作ることを覚え、そうして生きることを身に付けてしまった結果、オトナになって生きづらさを感じるようになってしまう。

におのそれとは少し違うんですけど、彼らもまた「安心して泣けて」いたら、そうはならなかったはずです。

子供らしくとは、その時々の感情をそのまま「安心して」表現出来る。
泣きたい時に泣いて、笑いたい時に笑って、腹が立てば怒って、その時々の感情をそのまま表現出来て、それを受け止めてもらえる。

そう考えたら子供が安心して泣ける世界も、また大切な事なんだな、と気付かされました。

アニメからの学びは多いモノです。
これからの展開も楽しみになってきました。
(ツダケンさんの永倉新八、なかなか良い感じですし)

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