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「怖い・不安」は「知らない」から

まだまだ寒い日が続いています。
体調など崩されていないでしょうか?
寒さの中でも日が伸びて来ていて、春は確実に近づいているのも感じられます。

受験生は今の時期、まさに「これからの自分」の実現に向けて試験に臨んでいると思います。
またこの春から新社会人という方も「これからの自分」をより具体的に想像している頃かも知れません。

春は様々なことが始まる季節。
新入学や就職、学校ではクラス替えがあったり、会社などでは部署異動やそれに伴う転勤など人の動きも慌ただしくなって、新しい環境に入って行かれる方も居ます。

このような新しい環境・そこにある新しい出会いにワクワクしている方も居れば、それを不安・怖いと感じられる方も居ます。

例年4月に入ってから5月のGW明けにかけて、その「怖い・不安」から学校や会社に行けなくなってしまったり、もう辞めてしまった自分を責めてしまっているような方がカウンセリングに訪れるようになります。

かくいう私も学生時代、中学高校と学校に行くのが怖くなって休むことがありました。
新しいクラスになった時などは特にそうでした。
とにかく周りにいるクラスメートが「怖い」と感じていたんです。

じゃあ彼らをどれだけ知っていたかと言えば、そもそもあまりよく知らなかったということもあります。
見た目が怖いとか、言葉遣いが怖いとか、そういう連中から目を付けられるのが怖いとか…
そんな「不安」が日々募って行って、学校に行けなくなっていました。

カウンセラーになってそのような方々のカウンセリングをしていて思うことは、このような「怖い・不安」を感じると、学校や会社に行けなくなってしまって不登校や出社拒否になってしまうケースって時代が変わってもあまり変わっていないところだと感じています。

では何で入ったばかりの「新しい環境」や「新しい人間関係」が怖かったり不安に感じてしまうんでしょう?
これは「知らない」からそうなっている、ということが言えます。

新しい学校、初めて行く会社がどんなところなのか、そこにはどんな人たちが居るのか。
これを「楽しみ」と受け取れる人もいれば「怖い・不安」と受け取ってしまう方も居ます。

前者を例えると孫悟空やルフィみたいな人でしょう。
悟空は未知の敵に対して「自分より強いかも」ということでワクワクします。
ルフィは「まだ見ぬ海、そこにいる連中」がどうなのか、それを「楽しみ」としています。

ですが世の中、こんな人ばかりではありません。
少なからずそういったことに「怖さ」を感じることはあります。

私などでも大人になり、カウンセラーとして活動を始めた中で不安を感じることはありました。
例えば講座を開催するということ。
コロナ前までは月に1回くらいのペースでコミュニケーションや人間関係の改善、或いはアダルトチルドレンに関する講座を開いていました。

一番始めの時を思い出すと、とにかく不安ばかりだったことを覚えています。
まず「集まってくれるか…」という不安があり、申し込みがあると「この人はどんな人なんだろう」と不安になり、開催当日も「キャンセルが出たらどうしよう」とか「難しい質問とかされたらどうしよう」という不安があり。

そもそもそれまで、人前で話すということなどしたことも無かった人間なのでとにかく緊張していました。
ですがそれから何度か講座を開くうち、そのたびに緊張はするんですけどその緊張感は「心地良い」モノとなって行きました。

3人くらいから20人くらいまで、その都度参加人数は違いましたが心地よい緊張感の中で講座を進め、結果的に満足して帰って頂けることに安心する。
つまりその環境や状況がどんな風になるか、経験を重ねることで「慣れた」ということになります。

怖いとか不安は「初めて」が多く、初めてですから「経験がない」わけで、そういう状況を人は「危険」と感じます。
これは潜在意識の大切な役割ですから、避けようがありません。

ですがその経験を重ねることで、その状況やそれらの人たちは「危険ではない」と分かって来ます。
「場慣れ」「人慣れ」というコトバがある通り、慣れるまでに時間が掛かってしまうわけです。

これが1ヶ月で慣れる人もいれば、1年掛かってしまう人もいるというのがカウンセリングの中で分かったことです。
特にそれまで人間関係に問題を抱えて来ている方は、慣れるまでに時間が掛かってしまいそこで感じるストレスが積み重なってココロの病になってしまうこともあります。

実際にカウンセリングに来られる方でも、その人間関係の問題について改善をしていこうとされている方は周囲との人達と自分との関係を少しづつ実践的に観ていきながら、始めは怖いと感じていたことが「そうでもなかった」ことを経験していきます。

その経験をカウンセリングの中で話していくことで、自分の中にある不安や怖さは「自ら作り出している」ことが分かって来ます。
つまり「知らなかった」ことを実際に「知って」行くことで、自分の中にあった「怖さ・不安」が実は「そうでもない」という理解に変わって行くんです。

そうなれたら後は周囲とのコミュニケーションを深めることで、よりそれぞれを知る事になり、良い人間関係が築けるようになっていきます。

自分を変えることは簡単ではありませんが、時間を掛け腰を据えて取り組めば必ず変われます。
独りで抱え込まず、カウンセリングやセラピーを利用して「自分」を変えて行きましょう。

ココロの病やアダルトチルドレン、虐待や毒親、機能不全家庭などについて分からない事や知りたいこと、不安なことなどあればいつでもコメントを頂くか、ホームページからお問い合わせ頂ければ出来る限りお答えいたしますので、是非お気軽に「私」という人間をご利用ください。
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須藤 勝則

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