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「寂しい」も大切な感情

生きづらさを抱えながら生きる人の多くは、自分のココロの奥に「寂しさ」があることに気付いていません。
或いは気付いているんだけれど、認めたくないという想いの方が強くなっていることもあります。

この「寂しさ」を埋めるために、誰かの役に立とうとして自分に無理をさせたり、或いは認めたくないとの想いから、無理に明るく振舞ったりしている自分がいることに気付かず、結果的に自分が無理をしていることにも気付けないままで居ます。

寂しさを埋めるため「誰かに愛されたい」という想いが強くなるとそれは「依存」につながってしまい、さらに自らをつらくさせてしまうこともあります。

「寂しさ」を埋めるために他の誰かから認めてもらえたり、褒められたりするような行動を取りがちだったり、わざと気を引くような行動を取ることで人間関係を自ら崩してしまっていることも多く、けどその理由が自分では分からず自分の悩みとしてずっと付きまとい、それが「生きづらさ」となっているんですね。

「寂しさ」も大切な感情の一つです。
「寂しい」を知っているから「楽しい」とか「嬉しい」が分かるんです。
だから自分のココロの中に「寂しさ」もあって良いし、ないと困るくらいに思えるようになった方が気分的にも楽になれます。

自分の中に「寂しさ」があることを認める。
その寂しさを認めた上で、自分の趣味や好きなこと、楽しめたり集中出来たりする。
自分でそれを埋められるようになっていくことで、生きづらさは解消されていきます。

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