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聖書〜心を閉ざす人は成長しない〜

今日のお気に入りの言葉です^ ^

心に壁をつくり、自らを他者との間に溝をほって、自分という小さな世界の中だけで生きている人がいる。このような人にとっては、自分の感じ方こそがすべてである。助言を求めて歩き回るが、探しているのは自分の気分に合うことを言ってくれる人であって、それがどんなに優れた助言であっても、気に入らなければ決して従おうとはしない。なぜなら、はじめから聞きたいことは決まっているからだ。それどころか、自分が期待していた答えではなかったり、自分が変わるべきことを指摘されたりすると、「あの人はわかってくれない」とか、「傷ついた」などと言って、すぐに助言をしてくれた人を非難する。同情心を買うために、いかに自分が傷ついているかを話して回るのが得意で、決して成長することはない。結局のところ、成長することなど願っておらず、自分の意見を曲げようとはしないのだ。

【古代ユダヤ賢人の言葉 超訳聖書 石井希尚編訳】
 心を閉ざすというと、他者とのコミュニケーションに消極的な人といイメージが先行しますが、この言葉でいうようなやたらコミュニケーションをとるけれども自分の考えに固執し続けるような人というのも確かに言われてみれば”心を閉ざす人”ですね。
 このような人は身近にも過去にも頭の中に浮かびますが、自分でもそのようにならないよう意識していく必要があると感じる言葉でした。


最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^

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