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良問の風はやるべき!?現役慶應生がレベル・メリット・デメリットを紹介!

物理をする上で、河合出版が出している「物理のエッセンス」、「良問の風」、「名問の森」は最も代表的な参考書ルートとされています。このうち、「良問の風」について現役慶應生が紹介します!


良問の風のレベル

良問の風のレベル感としては、良問の風の内容を大方理解できれば
地方国立大学・Marchレベルの私立大学
で合格できるレベルとなります。
良問の風を完璧にするだけでも、多くの大学の入試で通用することがわかります。

良問の風のメリット

①物理の様々な典型問題をマスターできる

良問の風では、各単元での頻出問題がまとめられているため、それらを完璧にすることで、入試問題にも対応できるようになります。特に物理は、超難関大学以外ではある程度問題の型が決まっているため、典型問題を覚えておくだけでも数学以上に解けるようになります。

②「良問の風」、「名問の森」に移行しやすい

物理の代表的な参考書ルートである「物理のエッセンス→良問の風→名問の森」は、すべて河合出版の参考書であるため、相互で連携がとられています。良問の風、名問の森を解く際にも、物理のエッセンスでは何ページの内容であるかが書かれていることもあり、参考書ルートを進める上で相性が良いといえます。

良問の風のデメリット

①答えが見にくい

良問の風は問題と答えが別の冊子になっており、答えが見にくくなっています。答えが別冊子である場合、答えを確認する上で不便になりがちであり、意欲が下がる人もいるかと思います。

②物理のエッセンスとは難易度の差が大きい

参考書ルートとして有名な物理のエッセンス→良問の風ですが、両者の難易度は大きくなっています。そのため、物理の基礎的理解ができていない場合、良問の風に全く歯が立たないという状況も起き得ます。良問の風がさっぱりわからないという場合には、基礎的理解の復習が必須といえるでしょう。

良問の風を使うとよい人

①物理の基礎的理解を終え、典型問題演習に取り組みたい人
②他の物理典型問題集(セミナー物理、リードα)を解いたことがない人

この①②を満たしている人であれば、良問の風を使用することをおすすめします!

また、条件を満たさなった方向けの参考書も紹介します!

①の条件を満たしていない
→物理のエッセンス(河合出版)
※ただし、他参考書が良い場合もあるので、下記事で同様の項目をご覧ください。


②の条件を満たしていない
→名問の森(河合出版)
すでに他の典型問題集を解いている場合、もう一段階難しい名問の森に挑んでも問題ありません。理科は他科目と比べ、かけられる時間が少ないため、てきぱきと参考書のレベルを上げていきましょう。

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