「未来のために、誠実な場をつくる」
最近、高齢者へのヘイトが増している空気を感じ、また若者が短絡的な犯罪に走るニュースをよく目にします。そんな記事を読んでいると、社会の分断が進んでいるように感じ、胸が痛みます。一方で、この状況を変えるには何ができるのだろうと、自分自身に問いかける日々が続いています。
私が未来のためにできること。それは「誠実な場」をつくることだと考えています。
今、日本は少子高齢化や経済停滞、社会的孤立といった多くの課題に直面しています。その中で、一人ひとりが抱える困難に手を差し伸べられる仕組みが必要だと強く感じます。私はそんな思いから、すべての社会課題に取り組むNPO法人を立ち上げたいと思うようになりました。
その法人は何よりも透明性を大切にします。資金の流れをすべてリアルタイムでネット上に公開し、「ここなら応援したい」と思えるような誠実さを示したいのです。貧困家庭、独居老人、そしてネグレクトに苦しむ若者たち──彼らが少しでも安心できる場所を提供したい。そのためには、私一人では到底足りません。多くの応援者と賛同者が必要です。
私は決して特別な才能があるわけではありません。むしろ、何も知らない自分だからこそ、他人の力を借り、協力を仰ぐことができます。誰かと手を取り合い、小さな一歩を積み重ねることで、未来を変えるきっかけをつくりたい。私の誠実さがその第一歩になればと願っています。
未来のためにできること。それは、目の前にある困難から逃げず、他人と協力し、誠実であり続けることだと思います。一人ひとりの小さな行動がつながれば、誰もが安心して暮らせる社会を築けるはずです。私はその社会を信じて、今日もまた夢を描きます。