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今日も我が家は「Queen」Teo Torriatte(手を取り合って)
皆様「おはこんばんちは」
鈴丸カエル🐸です。
毎日、毎日、本当に暑いですね、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
嫌でも私は猫のガブさんと、まったり、除湿の効いた部屋でnoteを書いてます。
海無県に住んでいる私、どんなに車で走っても一番近くの海まで2時間弱はかかってしまう。
なのに海が大好き、海がそばにあったらと思うのです。
だいぶ昔にスピリチュアルの方に前世、南の島の酋長だった時があると、石のお金を使っていた時代だと・・・
それって、ヤップ島じゃね。
それも、かなり昔💦
でも、妙に納得してしまう私なのでした。
他にも違う前世があって、その中の一つだと言われました。
前世は全て男性だったと・・・
今現在の女性である事で子供の頃から違和感を感じていたのは、親が男の子を望んでいたからと思っていた。
そうか、だからそうなのかと妙に腑に落ちたのでした。
クリスチャン・ラッセンの絵の様な海に住んでいたと出来るだけ綺麗な海にしてと言われて、
その当時、亡くなった義母が作った大きなジグソーパズルの絵が我が家のTVの上に飾ってあった、それはスピリチュアルな方が知るはずも無く、そばにいた娘と無言で見つめ合った記憶があるのです。
だから、きっとそばに海があったらと思うのですが、その時、聞いたスピリチュアルな彼女は首を横に振り「ダメです!溺死してしまうから海無し県に住んでるのです。」と実しやかに言ったのでした。
それに、綺麗なラッセンの様な海に行ってと言われて、
「更に遠くなってしまうじゃないか!」
なので、諦めるしかなかったのです。
でも行きたいな海・・・
2010年5月、私の母が亡くなった。
10年近く母と脳溢血で福島で倒れた父を介護して来て私も母も何故か介護疲れが出て、行き詰まっていた時、父は2度目の脳梗塞で母は心筋梗塞を5日間、放置して2人同時にそれぞれ違う病院へ入院することになる。
途方に暮れる私・・・
そんな私を娘を中心にして家族がサポートしてくれた。
心筋梗塞を起こしたまま放置して手の施しようが無くても母は母のままだった。
私を顎で使い、一月後、私の腕の中で息を引き取った。
その後、母の葬儀の中で繰り広げられるドタバタ劇、私は泣いてるどころでは無く待った無しの父の介護、私に家族がいなかったら?私は一人でどうやったのだろう?ゾッとしながらも我に帰ると涙と嗚咽が込み上げて来て止まらなかった。
そして11年の3月11日
東日本大震災が起こり、続けて福島第一原子力発電所事故メルトダウンの危機
更に私はテレビの津波の被害を見て泣き続け、日常、しなくては行けない作業が終わると、ただただテレビを見ながらボーボーと泣いていたのです。
何も出来ない、余りにも無力だ。
母が居なくて本当に良かった・・・
今までの当たり前が当たり前じゃなくなった。
そんな私を見ていた家族が、「もうテレビ見てんじゃないよ!」と言った。
テレビも自粛して番組は消えてCMもACの宣伝しか流さず、久しぶりの砂嵐のチャンネルが増えていた。
まるで人類の制裁にあっている気分になった、でも純朴で礼儀正しい東北の人達は謙虚だった。
余りにも私は無力過ぎる。
自分でも頭がおかしくなりそうになり、空きっ腹にビールを流しこんでいた。
アメリカの叔母達がこちらへ逃げておいでと連絡をくれたのに・・・
「私達日本人は今、逃げている場合じゃないんです❗️」と
「大丈夫です。過去2回も落とされた原爆から立ち直っているのですから!」
どうして、あんな事が言えたのか?
アメリカでの報道は日本の報道とは、全く違うものだったらしい。
多分、私は酔っ払っていたのでしょう、それに最高に鬱だったと思うのです。
でも、そんな中でも私の頭に流れ続けていたのは
Queenの「手を取り合って」が止めどなく繰り返し流れていた。
手を取り合って
このまま行こう愛する人よ
静か宵に光を灯し
愛しき教えを抱き
この曲はQueenのデビューまだ早い段階での「華麗なるレース」
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のアルバムの最後に収録されている。
ブライアンが日本のファンに向けて早い段階で作曲されたものだと言われている。
しかし、まるでこの未曾有の災害を予見したかの様な私達に寄り添った詩は私に小さな灯火となって救ってくれていたのでした。
「ああ、Queenのファンで良かった。」と本当に思ったのです。
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NHKのある番組のQueenベストヒットのランキングで「手を取り合って」は一位になっておりました。
あの時、もし震災が無かったら「ボヘミアン・ラプソディ」だったでしょう。
でも、多くのファンがいるのだな、と確信がもてた一曲でした。
ありがとう Queen
ありがとう ブライアン。