見出し画像

会社を辞める決断も、会社に残る決断もどちらも凄いよな

お疲れ様です、ミルヲです。

「会社を辞めれるのすごいよね」

これは私が過去2回会社を退職した時に、職場の人や周りの友達から言われた言葉だ。

別に皮肉が込められているわけではなく、彼らはホントに凄いと思って言っている。

私はそれを聞いた時に、

「え、凄くないですよ?だって辞めるだけなんですから」

と微塵も言われたことに共感できずに返した。

だって実際に会社を辞めるっていうのは私の中で「現状から逃げる」という意味合いだと思っていたからだ。

もちろん辞める状況や環境によって全然違うし、キャリアアップの人もいるから、この解釈はただの主観のうちの1つでしかない。

私は新卒の営業職を逃げるように退職代行で辞めて、2社目も約3年続いたものの仕事は嫌で怒られるのは嫌いなので、「その場から逃げ出したい」という思いが一番強かった。

だからずっと続けている奴が偉いと思っていたし、そっちの方が明らかに辞めるより大変であるとも思っていた。残される側は引き継ぎもあるし、今いるメンバーで仕事をしないといけないからだ。だから辞めることには、私は劣等感しか感じていない。

ただ彼らは

「だって辞めるって相当な労力を使うし、次の就職先も見つかってないし私にはできないよ💦」

と尊敬のまなざしで言われた。

私は初めてそれを言われた時に、「あ、そういう見方もあるのか」と虚を突かれた気持ちになった。

その人たちに詳しく聞くと、「どんなに仕事がきつくても辞める方が怖いし不安がでかいから退職なんて無理」と答えた。

多分その人の能力値にもよるんだろうが、ある程度耐えて仕事ができる人ならその方法も取れるのだろう。

でもそれを差し引いても、人によっては退職というものは思っていたより「会社に残る」よりもよっぽど大変に感じるらしい。

私はそれを聞いて「逃げていた自分」という認識から、「勇気を持った行動」という考え方に変わった。

この世の中、今の会社から出るのが怖すぎて辞められない人たちもいっぱいいる。だからどっちに転んでも勇気ある行動ではあるのだ。

私も「退職した」ということは、誰にでも出来ることではないと分かったので、胸を張って新しい会社を見つけたい。

今会社を辞めようか、残ろうか考えてる人は、自分の気持ちに素直に従って行動してほしい。どっちに動くにしろ、それはとても大きな勇気のある行動なのだから。

じゃあの🏢💥







いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集