あなたの中の、それっぽい高揚感、とりあえずの安堵感に気づくと、どうなるか?
COCOPOIROOM 心理カウンセラーのMAKIです。
今回は、セッションでもお話ししている
《自分にとって本当に大切にしたいこと》についてです。
《本当に大切にしたいこと》それがわかると、
問題や悩み、さまざまなネガティブな妄想から解放されて
本来のその人が持つ”生きる力”が湧き
《本当に大切にしたいこと》へ
シンプルに立ち戻っていけると、考えています。
あなたが自分にとって大切にしたいことを知っている”はずなのに”
まだモヤモヤしたり悩んだりネガティブになったりするなら
おそらくまだ大切にしたいことはブラッシュアップできます。
ただその感覚を頼りに、
自分の中から湧き上がってくる静かなる熱狂を掴んで
向き合っていると必ず
《本当に大切にしたいこと》に出逢うことができるのです。
その時は誰でも、心の底から安堵し、感動し、
自分自身の確信的なエネルギーに満たされる。
これが、大丈夫、という感覚です。
わたし達は普段、潜在意識や心理のお話をしていますが、
軸になっていることは、とてもシンプル。
さまざまなアプローチで
「あなたにとって本当に大切なことはなにか?」と語りかけ
それを探ってゆくお手伝いをしているのですね。
自分が今、何を本当に大切にしたいのか、
それだけを知っていればOK、ということ。
それくらい、
「あなたにとって本当に大切なことはなにか?」
は見つかりにくい、ということでもあります。
特に、時代は多様性というなのカオスな情報過多社会です。
例え自分にとって価値があると思うことを見失っていても、
誰かの大切にしたいことを真似たり、
自分も誰かの価値観を借りて過ごしたりすることによって
擬似的な安心感、それっぽい高揚感、
とりあえずの安堵感、深掘りしなくて良くなる気楽さ……
などはすぐに味わえてしまいます。
その上で、共感のデメリットも考慮しなければと考えるのです。
◎素敵だと思うもの・こと
◎あなたにとって本当に大切なこと
これらは、似ているようだけど本当は別です。
なのに……
今の世の中は、”素敵だと思うもの・こと”で溢れている
これは結構、めんどさいなと感じている人も少なくないでしょう。
でも、「なんか・・・違うなあー」と
どこかで気づいて、呼吸を整え、
自分の内側に向かっていくその勇気が持てたら
いま、自分は大切なことを忘れているのではないか?
生活や仕事の中で本当に大切にしたいことを選び、
守れているだろうか?
と扉をひらくことができたらいいですよね。
最初は驚くほどの違和感に気づくと思います。
ずっと気づけずにいたその先に、真理があったりします。
「あれ? ずっと前からあったよね」
と拍子抜けするくらい、当たり前のことだったりするんです。
自分にとって本当に大切なことって。
それを見えづらく、見つかりづらくしている要因はすべて
トラウマやコンプレックスと捉えてもらって良いでしょう。
わたしたちは本来、自分を中心とした世界を展開していくという
生き方しかできない生き物です。
それでいいの。
それを”良し”とせず、
”できなくさせている”要因
それがトラウマでありコンプレックスです。
自分のコアがどこか、わからなくさせ、
あなたが自己中心的な生き方をできなくしてしまいます。
それらから解放されるということは、
自己中心的な生き方という、本来の”生命”の有り様に戻り、
そのあるがままを認め、赦し、赦されて生きるということ。
あなたがもし
『自分を我慢して(犠牲にして)人のためになるように生きなさい』
ということを言う人に出会ったら、
トラウマやコンプレックスは
その在り方からつくられているかもしれません。
そこに気づいたら、まずは距離を置いてみるといいですね。