価値の高い肩
肩は価値が高い。
腕のあらゆる動きを支えている。
腕の動きを支えているということは、日常生活の中で、手を使う動きの全てを肩が支えているということだ。
肩には感謝しなければならない。
肩がなければリュックを背負えない。
リュックを背負えなければ、横断歩道で待ちながら地図を見て、選曲しながら、押しボタン式だということに気づいてもすぐに信号を青に変えることができない。
肩がなければ、小動物を乗せて歩くことができない。
小動物を乗せて歩くといえば頭の上もあるだろうが、頭の上は少しあざとさが強い。
25の大人ならば、肩を選択すべきだ。
小鳥やハムスターをさりげなく肩に乗せて歩いてみたい。
もう少し大人になれば、胸ポケットや袖口でもいいかもしれない。
だが、もう少し肩に乗せて歩くことを楽しみたい。
肩がなければ、パーカーを着ることができない。
パーカーを着られないのなら、冬のグッズの幅が狭まる。
アーティストなどのグッズは、夏はTシャツ冬はパーカーと決まっている。必ずだ。
冬の訪れと同時に、さりげなく日常にグッズを取り入れて気分を高めることができなくなるのは寂しい。
とにかく、肩は偉大だ。
人体の中でもっとも価値が高い。
今この場で私が伝えたいことはただひとつ。
私の肩はコリでカチカチなのだ。
価値が高いにも程がある。