謎の感染症日記(5)「息ができない」
その後、やさぐれた気持ちで内科がある他の病院に行ってもみたが、ロキソニンを渡されただけで終わってしまった。
いったいどこが悪いのだろう…
私、死ぬのかな…
(そりゃいつかはね!)
そうこうしているうちに、鼻の奥がグズグズしてきた。
忘れていたが、私はアレルギー性鼻炎持ちだった。
一昨年の暮れにひどい喘息まで引き起こし、その時もやっと見つけたところで命を救われたのだ。
そこは、テレビにも出演するほどの名医がいるという、アレルギー専門の呼吸器内科。
「そういえば薬も切れていたし、行かないとな…」
これこれこういうわけで、とそのカリスマ医師に説明したが、大した診察もせずに「ああ、アレルギーだね」と言われ、いつも飲んでいるアレルギーの薬と、鼻炎のスプレーを処方された。
ところが、鼻は一向によくならず、どんどん鼻が詰まってきて、青っぱなも出てくるようになった。
だけど、ダラダラ垂れるのではなく、鼻をかめば出てくるというもの。
(追記:ひどい後鼻漏でものすごく苦しかった)
次第に鼻から息ができなくなり、常に口呼吸。口の中はカラカラ。寝付いても苦しくて目が覚めてしまう。
(ちなみに咳はほとんど出なかった)
何なの、これ?!
続く
病床では暇だったので、ケータイアプリで写真を加工して遊んでいました。
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