マガジンのカバー画像

In the Lap of the Gods

36
すべては神のみぞ知る。もし、神がいるのなら。では、私はなぜ、ここにいるのだろう?と、哲学っぽく攻めてみたが、言いたいことなど、大してない。
運営しているクリエイター

#イギリス

もしも私が再びイギリスを訪れることができたなら

最後の渡英は2014年、ケイト・ブッシュのライブ参戦を目的としたものだった。 しかし、交通費をケチって歩きすぎて、足の裏はマメが潰れて血みどろ。その日は2万歩歩いていた。 それに、著しい体力の衰えも感じた。当時40代半ば。テムズ川を眺めながら「もうこれで最後かも…」と思ってしまった。 いやん、そんなの寂しい! ということで、昼食後満腹になり、まどろみつつも心の赴くまま、いつ実行されるかはわからないイギリス旅行プランを書いてみることにしました。 最低でも半年私は日本国籍だ

ロンドンのレコード屋で聞いたビタースウィートなシンフォニーの話

※改題しました 何度もここでお話している通り、わたしはイギリスが大好きです。 1989年に語学研修ツアーで訪れて以来病みつきになり、その後2回観光で渡英した後、学生としてビザをとって、1998年から4年間英国に滞在しました。 ですが、今回のお話は、1997年に観光で渡英したときのことなんです。 わたしはとあるレコード屋さんに赴きました。 ラフトレード(Rough Trade)といえば、インディーズ音楽ファンなら「ぬおおおおお!」と反応すること間違いなしの、伝説のレコード