記事を書くスピードの遅さに悩んでいる人へ〜現役ライターの記事の書き方
こんにちは、フリーライターの比嘉桃子です。
ライター歴7年目に入った私。
これでも一端のライターでして、一丁前にスランプなんかを経験していたりします。
スランプとまではいかずとも、どうしても原稿が進まず、パソコンの前でぼーっと時が過ぎるのを待つなんてこともありました。
これ、めちゃくちゃに無駄な時間なんですよね。
そうした苦難を乗り越えながら、私なりに原稿の進め方を模索。
たどり着いたのは、「駄文だろうがなんだろうが、とにかく書いてみる」という方法です。
もちろん、これが全ライターにとっての正解とは限りません。
しかし、私はこの方法を取り入れてから記事を書き上げるスピードがめちゃくちゃ上がったので、やってみる価値はあるんじゃないかなと思います。
ぜひお試しあれ!
やり方は超簡単。
何を書いていいかわからなくても、とにかく書く。
指が動くままに書き進める。
途中で「いやいや、何を書いとんねん(笑)」という瞬間もあると思います。
それでも、消さずに書く。どんどん書く。
キーボードを打つ手を止めず、とにかく書き進めることだけを考えてください。
そうして文字数だけを稼いだ最悪な原稿を読み直してみましょう。
おそらく、笑ってしまうほど最悪な記事が出来上がっているはずです。
さてここからが勝負。
読み直しながら、少しずつ少しずつ手直ししていきます。
なぜこの方法が私に合っているのか、真剣に考えたことがありました。
行き着いたのは2つの理由です。
まず1つ目は、「0から作るより、1でも形があったほうがやりやすい」ということ。
何もないところから作り上げていくのって、相当な労力を要する作業だと思います。
だから、まずは0→1の作業をがむしゃらにやる。
ちょっとでも土台ができていれば、そこから進めるのは意外と簡単です。
どんなにカッコ悪くてもいいから、100分の1でも作ってしまえば、残りの99はスラスラ進められるのではないでしょうか。
2つ目は「文章を客観視できる」ということ。
1度文章を書き上げてしまえば、どんなにカッコ悪くても記事になっているはず。
(人目に晒せるようなものではないかもしれませんが…)
それを読み返すことによって、記事として客観視することができるんです。
自分ごととして文章を組み立てている時よりも、客観視しながら文章を再構成していく方がやりやすい!と感じる人であれば、この方法は合っているはず。
他人の文章を編集している感覚に近いかもしれません。
この方法は、私にとって選択肢の一つ。
考えながらじっくり書きたい時もあるので、その日の気分や記事のテーマによって書き方を変えています。
自分の中で記事の書き方について選択肢を持っておくことは、ライターにとって大切だと思うんです。
なぜなら、行き詰まることが減るから。
行き詰まった経験が多いと、自信の喪失につながります。
自信がない人の文章は、弱々しく見えがちです。
「自分はどんな時でも文章を書き進められるんだぞ!すごいだろ!」と思うためにも、ぜひ一度この方法を実践してみてください。
そうしてあなたの選択肢の一つに取り入れていただければ光栄です。
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