いっそ職場で倒れてしまいたい私たち
先日、友人たちと会って話していたことなんですが、すごくみんなで共感した話題があったので、ここでも書いてみようと思います。
年中職場のストレスを抱えている友人が1人いて、会ったその日もお疲れ気味だし、「年内には辞めたい」と言うことをずっと繰り返していました。月曜日の朝は職場に行きたくなさすぎて、出勤途中に涙が出てくることもあるし、テレビで少しでも仕事関係の映像が流れたらすぐにチャンネルを変えたりするとのこと。
私たちはその日も友人の愚痴を聞きながら、共感したり、慰めて励ましてあげたりしていました。
すると、誰かがふとこう言ったのです。
「いっそその場で倒れてしまいたい、って思うときあるよね。」
わ、わかる!
正直言って私も前職は早く辞めたかったのにすぐに辞められなかったり、休みたくても休みを取りづらいと感じていました。コロナに感染しても10日間休みますとは言いづらく、結局自宅でリモートワークをしていたほどです。
仕事のストレスがたまりにたまって、もう限界近いのに休みたと言えない時、いっそ、勤務中にバタンと倒れてしまったら病院へ運ばれて何日かは仕事休めるだろうか・・・。そんな不謹慎な思いに駆られた事は何度もありました。
そして、友人たちも同じことを思っていたのです。みんな次々と、共感の言葉を発していました。でもその後、こう続きます。
「でも結局、絶対倒れないんだよね。」
これもわかる〜〜〜!
そうなんです。これは健康体で産んでくれた母に感謝するべきところですが、私たちの体は思ったより、強くてしぶとかった。仕事したくても体調の問題で働けない方がいると思うので、こう考えるのは本当に不謹慎ですが、「どうしてもっとか弱い体じゃないのか」と真剣に悩んだりしていました。
仕事をしていると、職場や人間関係でのストレスは少なからず誰しもが感じると思います。そして、休みたいとか辞めたいと思っても、なかなか言えなかったりします。だからこそ、「もうこの場で倒れたい」とか、「死なない程度に怪我して入院したら休める」とまで思ってしまうのですが、そこまで思うのであれば、やはり勇気を出して「休みたい」と職場に伝えてみるのがいいと思います。もしくは「辞めたい」でもいいのではないでしょうか。
ストレスで爆発寸前の友人は、年内か来年3月までに辞めると宣言していますが、彼女の体が本当に病んでしまうのが一番怖いので、そうならないようこれからも見守りたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?