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人前で話をする時の緊張との付き合い方

それでは本日は人前で話をする時の緊張との付き合い方をテーマにお伝えしたいと思います。

大勢の前で話す時ってどうしても緊張してしまう。そんな人は結構多いのではないでしょうか?

実は私もとってもあがり症で緊張してしまうんです。

足が震えたり、声が震えたり、頭の中が真っ白になったりすると思います。
だから、そんな機会はなるべく避けて来ましたが、これでは社会人として
大きなチャンスを逃していることになりますので、ここは何とかしたいところですよね。

ではどうすれば人前で緊張せずに話せるようになるのか勉強した事をお伝えしますね。

まず理想とする話し方は、いつも通りに話すという事です。
普段、友達や彼女や彼氏や家族とかと話している時はあまり緊張しないですよね。まさにその話し方のまま話せが良いんです。

え~!?そんなわけないでしょう。
人前に出たら丁寧でちゃんとした話し方でないとバカにされるんじゃないか?と思った方もいますよね。

私もそう思いました。
しかし、よそ行きの話し方で、文法的に正しい、標準語にして話すべきだ。
使い慣れていない難しい言葉を使わないと大衆からバカにされる。
このような思い込みが緊張の元になってしまうということなんです。

なので、いつも通り、普段通りに話すことを意識する事が重要なんです。

ここで、知って頂きたいのが人間には「闘争 or 逃走反応」
又の名を「闘うか逃げるか反応」というものがあるそうなんです。

これはどういうことかと言うと、人間のDNAに刻み込まれた心理なんです。

ここで、夜の道を歩いている状況を思い浮かべて頂きたいのですが、
たくさんの光る二つの目がずっとこっちを見ています。

とっても怖いですよね。
人間の頭の中では、狙われていると思うわけです。

では狙われいると思うとどうするかというと、逃げたいと思うか、逃げ道なければ闘うぞと思うか、どちらかの反応が出てきてしまうんです。
これは普通の反応ですが、これが「闘うか逃げるか反応」なんです。

この場合どうなるかというと、頭が闘いモードになり、筋肉が臨戦態勢になって、ストレスがあがって固まるんです。

これが緊張するということなんです。

では、同様に多くの人に見られている前で話をする場合、本当にここが闘いの場なのかを自分に問いただしてもらいたいんですね。

たくさんの方がこちらを見ている状況。それは確かに怖いと感じてしまいますが、プレゼンテーションをする相手側は敵ではないはずなんです。
自分を食ってやろうとか評価してやろうとは思っていないはずなんです。

聞き手は味方なんです。味方に対して話すと思ってください。
ここは闘いの場ではないと自分に言い聞かせるのが大切なポイントです。

そしてもう一つ、これは大事なマインドセットなんですけども、プレゼンテーションの語源はなんだと思いますか?

「プレゼント」なんです。

要はプレゼンテーションはプレゼントを渡す場なんですね。
大切な人にプレゼントを渡す時の気持ちは、純粋にこのプレゼントを気に入って欲しいな。いつもありがとう。
という気持ちになるわけで、自分の事を良く見せたいと思って渡すことは、よっぽど下心がなければありません。

このような気持ちがプレゼンテーションを行う際はとても大切なんです。

さて、ここで緊張の原因を整理してみたいと思います。

原因の1つ目は、自分のことを良く見せたい。という感情です。

失敗したくないとか、話し方が下手だと思われたくないとか、バカだと思われたくないとか、いろんな言い回しはありますけども、一言で言うと、自分の事を良く見せたいという感情なんです。

プレゼンテーションにおいては、自分の事は良く見せなくていいんです。
いつも通りがいいんです。普段通りの話し方を意識が大切です。

そして用意してきた内容、プレゼンテーション、スピーチというプレゼントを相手に届けるつもりで話すという事が大事です。

つまり、矢印を自分に向けず、相手に向ける事。
これが緊張に対する対策の1つ目です。


しかし、相手に矢印を向けたとしても相手が反応をしてくれなかったり、むすっとしているとやっぱり緊張するじゃないですか。
相手が何を考えているか分からない、相手の反応が気になる。
これが緊張の原因の2つ目なんです。

これに対する対応はシンプルです。

相手の反応がきになるんでしたら、相手の反応を取っていく。

これが緊張に対する対策の2つ目です。


例えば、ここまで理解頂けましたでしょうか?この部分は分かりにくかったですかね?もう一度説明したほうがよろしいでしょうか?
等々、相手に質問して、反応があれば対応する。

これで相手に質問して反応してもらうという双方向のプレゼンテーションになるので、相手の反応が気になるという緊張度も下がってきます。

ただビジネスにおいてなかなか反応がとれない場合もあると思います。
その場合には、淡々話すでOKです。

例え相手がむすっとしていても、あなたが嫌いとか思っているわけではなくニュートラルです。普通の感情で聞いてくれているんですね。興味深く聞いていてくれてるかもしれないです。

ということを意識しつつ淡々と話す事が重要なんです。

ということで本日は緊張との付き合い方について勉強した内容をお伝えいたしました。

今回はほぼマインド的な内容ですが、この緊張の原因と対策を知っているだけで、いつも通り、普段の話し方が緊張せずに出来るようになるとのことですので、これを信じてあがり症の私も試してみたいと思います。

人前での緊張を何とかしたいと考えているあなたも是非明日から試してみてくださいね。



私は東京コミュ塾で学んでます😊


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