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ジョエル・ラトナー「健康とは」

エリザベス・キューブラー・ロスの

『死、それは成長の最終段階』続死ぬ瞬間の中の

「成長の最終段階としての死」ームワリヌ・イマラの文章の中にある

ジョエル・ラトナーの言葉から感じたこと。


健康とは

自分が今どう生きているのか

そして

今のその生きていることを自分が

肯定して受け止めて生きているのか

ということだ。


つまり

いまが、どういう状態であったとしても

自分が受け止めているのであれば

健康ということとなる。

精神的な健康ということなのだろう。


だから

もしいま

病気であったとしても

死にゆく過程であったとしても

それを冷静に見つめて

受け入れてゆくことで

精神が安定し

さらには

魂が成長することができるということだ。

・・・

そうなるには

十分にその事実に対して

否定し、怒り、取り引きし、抑鬱となり

そして

やっと

受容となるという。

これがエリザベス・キューブラー・ロスのいう

受容に至る5段階である。

・・・

私たちが

困難に対して

受動的ではなく能動的に受け入れることができる時

健康であると言えるというのだ。

・・・

その道のりは

厳しいものであるにちがいないけれども

困難な道を登り切った時には

穏やかで澄みきった美しい世界を

見ることができるようになる。

それが

成長の最終段階なのだ。

・・・

以下が

ジョエル・ラトナーの言葉

健康は、幸福・豊満・成功と並べるべきものではない。
健康とは、
何よりもまず、
私たちがどんな環境に置かれようとも、
それと融和することである。
死さえも、
死の過程の事実をしっかりと受け止めれば、
健康的な事柄になる
・・・・・・
重要なのは
いま生きているという意識である。
いまの自分を構成するものが何であろうと、
それと融和できれば、
私たちは健康なのである。

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