エリザベス・キューブラー・ロス『死ぬ瞬間と死後の生』「自然な感情」(恐怖、悲嘆)
自然な恐怖以外の恐怖に怯えて暮らしていると
自分の人生を思うように生きることができないということです。
自分でコントロールができないもののために
自分のエネルギーを使うことをやめると楽になります。
他人がどのように考えるかまでは
自分がどんなに考えてもどうしようもないのですから。
誠実に生きることで
自分に自信を持つことの方が大切です。
喪失に対する悲嘆は
十分に味わい尽くすことが必要だということです。
その際には情報を与えられるべきだと考えています。
たとえ子どもであったとしても
十分な説明が必要だということです。
三輪車に上手く乗れなくて落ちても
自分で泣いて
そして
立ち直り
また乗り始めるという経験が
子どもを強くしていくということです。
自分の感情を、無理矢理意識しないように抑え込んでも
自分の体のほうが悲鳴を上げるようになるということです。
体の方が感情に正直に反応します。
なので、体の調子が悪くなって
自分の感情の乱れや心が疲れていることに気がつくこともあります。
その時には
十分に休むことが必要です。
人生は長く
その休息の時間は
今は長いように見えても
ほんのひと時に過ぎません。
大丈夫です。
休んでみると見えてくることもあるはずです。
長い人生
気楽に
ゆっくりと
生きていきたいです。
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