寺山修司没後40年記念「ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市」に行ってきた
先日、Bunkamura Gallery 8/ (渋谷ヒカリエ8F)で開催されている、寺山修司没後40年記念の「ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市 ~昭和の激動が生んだ熱狂アングラカルチャー~」展を見てきた。
アングラ演劇の世界観は昔から好きだし、このポスター展の写真を見ただけで、体温が上がる! 開催は明日までなので、興味がある人はぜひ足を運んでほしい。Bunkamura Gallery 8/は見学無料のギャラリーだよ。
こちらに出品されていたのは下記の錚々たる作家さんたち(敬称略)。
赤瀬川原平、粟津潔、宇野亞喜良、及川正通、大友克洋、金子國義、合田佐和子、田中一光、寺山修司、花輪和一、林静一、平野甲賀、篠原勝之、横尾忠則、和田誠ら。
この時代のポスターは全部好きなんだけど、中でも特別に自分が惹かれるのは宇野亞喜良さんの作品。宇野亞さんは、キラキラ系の絵もたくさん描かれているけれど、個人的には、この時代のエロス溢れる絵がとても好きだ。
で、絵はがきとクリアファイルを購入して帰ってきた。
イイ! ポスターも売られていたけどね。そちらは手の届かないお値段だったので。。。
ちなみに。
実はワタクシの大学の卒論は寺山修司の非常にマイナーな作品を扱ったものである。あまりに薄すぎる内容なので、大きな声では言えないのだが。
田舎から東京へ出てきたときには、すぐに寺山の芝居が観たい! と吉祥寺バウスシアターへと赴いた。寺山修司の劇団といえば、当然「演劇実験室・天井棧敷」。残念ながら、すでに寺山修司は亡くなっていたので(1983年没)、ワタクシが観たのは「演劇実験室◎万有引力」だったけれど、十分刺激的だった。
↓「演劇実験室◎万有引力」について↓
話が逸れたけれど、ここ数年、「あ、これイイな」と思っても、思っただけで足を運ばずに過ぎてしまうことが多くなっていたのだが、やっぱり行ってみると刺激を受ける。
この日も、取材に向かう前に立ち寄った。行こうと思えばいつでも行ける。行きたいと思ったときには行かないとね。