信頼貯金というのはあるらしい。
以前の記事でも書いたけど、基本的に自分が出来ないことを言うなという教えの影響で、誰かとか何かのせいにする人が大嫌いで。ただやっぱり若いころってそんな傾向は多少あって。ずっと言い訳だってことでバッサリ親に切られていたのは、今となってはいい思い出でしかない。
社会人になってから、人のせいにする大人を多く見てから、自分が賢いとかデキるとかって思っていた大人ってこんなもんだったんだ。ということを多分に実感することが多くなった。
上記の教えからか、とりあえず言ったことはやってほしい。という傾向が自分は強い。口に出して言ったんだから最低限それはやってほしい。だからそれが実現していない状況を見るのが何よりも切ない。哀しい。虚しい。正直いまもそんなことがあったりはする。
ちょっとずつ積み重ねていると、地道すぎていったい何をやっているんだろうって思うこともあるんだけど、それでも0.5歩でもいいから何か歩まないとみたいな習慣づけがちょっとずつ出来てくる。これだって特に書くことを決めずに書くことのほうが多いけど、続けていると面白いもんでちょっと詰まることがあっても、そこそこ書けるようになってくるんですよね。
何かしらの危機のときにどう機転を利かすかってことはすごく大事で、本当にいろんな皆さん、特に飲食店界隈の友人の皆さんの機転の利かせかたにはすごく応援したい気持ちになるし、実際にそれをやっている。
それも日頃からの地道な関係性の積み重ねなんですよね。何かしら積み重なっていたことがあるから、ある危機に対して応援しよう!みたいな気持ちがある。それが信頼貯金ってもんなんでしょうね。
だから今正直いろんな意味で衝撃すぎる展開の最中にいるわけなんですが、本当にいろんな人から励ましの声をいただけるのが、何よりも自分を沼から引き釣り出してくれる原動力になるんで、自分にも信頼貯金が貯まってたんやなあと思う瞬間があって。
ちょっとずつ自分が出来ることで、そこに応えられるようにもっといろんなものを考えていきたいなと五里霧中のなかでも模索することを考え始めた。
まだ5月以降、どんな形になるかはわからないけれど、3月末にあった青天の霹靂を何とかこの騒ぎが終わったころに逆にあのタイミングで良かったと思えるような機会だったと思えるようにしたい。
組織は自分以上に育たないとも言うし、人は危機のときに馬脚をあらわすとも言うわけだから、どんなときでも恐れずに進めるようなマインドを早く身につけたいとも思う。