見出し画像

バリキャリから鬱病へ

こんばんは。もちおです。
人より元気だった筆者が、鬱病になるまでのお話です。

圧倒的覚醒 バリキャリ時代

表題に強さしかないですが…筆者は動き出したら止まらない完全回遊魚タイプでした。
そのー、マグロとかそういうタイプです。止まると酸欠になっちゃうよ!みたいな人でした。
それがどのくらいかと申し上げますと…
今じゃコンプライアンスに引っかかると思いますが残業3桁!夜通し接待!万歳!みたいな働き方でした。
コロナ禍になりそこまでできなくなったものの、月曜出勤!そこから木曜まで地方出張!金曜日圧倒的残業!みたいなパワーありきの働き方をしていたわけです。
思い返せばこれだけ仕事があって幸せだったのかもしれないですが…もう、あれです。

ワーキングハイ!

たのしぃいいいい!
危ない雰囲気はあったと思います笑笑

危険信号の点滅

ウルトラマン3分間近になると胸のライトが点灯しますねぇ。そんな感じの話です。
働きに働いてる時、素晴らしいことに体は疲れをあまり感じていませんでした。というのは多分嘘でして、疲れを感じる時間を与えていませんでした。
出勤!圧倒的残業!圧倒的飲酒!気絶寝!というルーティンだったので、「あー疲れた…」というホッとした時間があまりありませんでした。

しかし、体はすごく、正直(重要)

筆者の場合1番初めに現れた症状は頭痛でした。
頭が痛い…薬飲んじゃお。
次に現れた症状は、覚醒。
寝なくても働ける!無限の体力の獲得!(幻想)
寝れるときにねればいいか。
最後に現れた症状は、拒食。
ま、痩せるしいいか。

もうわかりやすいわかりやすい症状が出ていたと…今思えば思うわけですね。
体は危険信号をたくさん点滅させてくれたんです。意外と身近な症状じゃないでしょうか。
良くあること。だからこそだったんです。

ポキッと折れた音。
心?いや多分頭。

なぜこんなことを書いたのかと申し上げますと、鬱病は良く心の風邪と言いますが、実際心が全身に作用するわけではなく、脳みそが疲れ切ってしまう状態な訳です。
私の場合、ギリギリ自分の頭でコントロールしていた自分の感情が、脳が疲れ切って完全にコントロールを失った瞬間があります。

笑っているのに涙が止まらない。

ほらもう、おかしい!楽しくて笑ったのに脳みそが涙を流してみたりしちゃって。
会議中、話そうとしても声が出ない。
喋ろうとしたら涙が出る…あー可愛そう…
思い出すだけで私可哀想。抱きしめてあげたい。

脳発散の症状はまだまだありまして…
ペンを机に落とす音が大きく聞こえて体がビクッとする。外の光が眩しすぎて目の奥が痛い。
地下鉄の音がうるさすぎて電車に乗れない…などなど今思えば脳があまりにも疲れて外部の環境に適応できなくなっていたのだなぁと思います。

今書くと、大変なことだった…と改めて感じますが当時筆者、これを取り除くために
イヤホンを常につけ、サングラスをかけ、歩いて出勤するなどしてなんとか避けていたわけですね。

休んでよぉおおお!?

今ならそう言えます。でも休むこと=病気
の固定概念が強すぎてなぜか休むを選択しませんでした。

もう限界だって流石にわかった

「頼むから、女は会社をやめて家庭に入ってくれ」
これを言われた日から、症状は重くなり…
ついに寝られないのに起きられないが発症。
とにかく悔しかった。
女に生まれて損だったのか。女でなければそんなことにならなかったのか。女は働くには向いていないのか。ぐーるぐる。ぐーるぐる。

ぐるぐるぐるぐる。プッツーン。

「もう会社いけません」の一言からついに休んだ。頑張ってた私、ごめん…もう無理だ。
そんな気持ちにさえならなくて、無の無の無。

朝って明るいなぁ
昼って朝より明るいよなぁ
夜って暗いなぁ

以降2ヶ月無限ループ。

夏休み明けですぐにある
中間テストってなんなん?
体育祭もなんなん?

こんなこと思ったことはなかろうか。
筆者は割とそう思いながらもそつなくこなすタイプだ。要するにある程度宿題はやるし、中間テストに間に合う程度勉強もまあまあしてるし、体力も夏部活には行くのでなくはない。
しかし、うつ病で無限ループしてる時の気持ちは

全く手付かずの宿題を抱えて8月31日。
クーラーの効いた部屋で過ごし続けて1週間後に体育祭。

そう、詰んだのである。
毎日休めるのに生きているせいで消費が止まらない筆者。自分に自分を苦しめられるそんな日々。
何か始めようにも起きると貧血。最悪である。

こんな日々にも光が訪れるわけです。
本当か!?本当なのか!?次回そんな話をしようかと思います。


最後までありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?