女性の生涯未婚率を考えてみた
今日は最近トレンドになっていた
「女性の生涯未婚率」について考えてみました。
東洋経済オンラインの記事では、生涯未婚率をかつての呼び方
つまり50歳までに初婚をしていない人のこととしていました。
そうか…50歳までに結婚ができないと
男性なら98.1% 女性なら99.3%は結婚できないということなんですね。
なので生涯未婚率…50歳を一つの目安にすると良さそうですね。
2020年の生涯未婚率を見る
この計算から2020年の生涯未婚率は男25.7%、女16.4%だったそうです。
男女別人口が上記のようになっており地域にはよりますが
基本的には女性の方が人口が多いわけです。
年齢別ではないので、女性の方が長生きなのでこのようになるのかもしれません。
しかしながら、女性の方が人口が多いのに未婚の男性の方が多いのは何故だろうか?と少し疑問が湧きます。
調べてみると、男性未婚率の方が多いことを
「男余り現象」と呼ぶそうです。
この現象は日本のみならず全世界で起こっています。
結婚願望が男女で違うそうで、1割ほど男性の方が結婚願望が少ないそうです。
もちろん地方の後継で土地を離れられない男性の比率の方が多いなど、
男あまり現象の原因は多岐にわたるように感じます。
様々な要因があると思いますが、数字だけ見ると
女性の方が人口比率は多いけれど未婚率は男性より低いということになっています。
生涯未婚をネガティブに捉えている?
生涯未婚率が増えることがトレンドになっていた時、
少子高齢化の話とともに問題のように発言している人が多くいたように感じます。
果たして生涯未婚はネガティブなのでしょうか?
私の意見としては、「自立した人が増えた」「結婚しないで生きていくことが選択肢にになった」からトレンドになったのでは?と
とてもポジティブに考えています。
日本の持つ文化として、未婚で出産・子育て
同性で出産・子育てという概念はまだまだ受け入れられているわけではありません。
しかし、これらが当たり前になっていけば生涯未婚率は上がりますが、少子高齢化が深刻化する原因とは言い切れなくなると思います。
他国の生涯未婚率と出生率
調べていてとても良いなと思う記事があったのでご紹介します。
個人も、子供も両方尊重されるということが国として保証しているのは素晴らしいなと感じます。
文化的・風習の違いもあるので一概に日本も真似をしてほしい!
という意見ではありませんが、決して生涯未婚であることがネガティブではないといことを皆さんに知ってもらえたらいいなと思います。
女性の生涯未婚率の増加から期待すること
先述の通りではありますが、女性が未婚であることを自ら望んで選択できるようになってきたことは喜ばしいことです。
しかし、それをネガティブに捉える人が少なくないのも現状です。
私としては、女性としてその選択を応援して
結婚の有無に関わらず自然に振る舞える社会を
共に目指していきたいと思います。
結婚のメリットを多くの人が知っているように、
未婚にある魅力も広がっていって欲しいと思います。
いつか生涯未婚率の語られ方が、日本も柔軟な考えになったね。
と思われるようなトピックになることを願っています。
最後までありがとうございました。
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