いつ始めたって遅くない。

こんにちは。もちおです。
筆者に起こった心情の変化を書いていこうと思います。
次の一歩が踏み出せない人へ。
私自身にも向けてのお話です。

みんなが目指す「人」

小学校の頃、スポーツができる人がよくモテていましたよね。
特に、足の速い子は特段モテました。

”誰にとっても分かりやすい”特徴があったので、
みんなから評価され、モテるわけです。
さらに自分もモテたいので、そこを”ふんわり”目指すようになっていたかもしれません。

しかし、今までその「羨望の眼差しの先の人」を
何故良いと思っていたのでしょうか？
心からそれが魅力だったからなのでしょうか。

多分、冷静になってみると
小学校の頃、足の速いその人を好きになるのは
「大衆の人」に認められている人だから、その人を好きだったのではないでしょうか？
逆に足が早くなりたかった人は、
分かりやすく「誰かしらに認められる人」になりたかった
から足がはやくなりたかったのではないでしょうか？

ここまで例え話しをしてきましたが、端的に言うと
大衆の人が良いとするものは、自分にとっても良いと思い込む集団心理が働いていることが原因と考えられます。

その基準自体が悪いわけではありません。
もし自分が何かで生きにくさを感じている場合に、
その大衆が良いと目を向けている先が
自分の価値観にとっては良いものではないという事実に
気がつけないことが悪いことなのです。

本当に良いと思うものは何か？

結論から申し上げますと…
他者の意見が介入しない自分の本心の向く先です。
とはいえ、生きていくと他者の目から逃れられないので
自分の本心＝誰かからの評価が良いこと
になる可能性は非常に高いと認識した上で
今自分がしたいことをすることがベターです。

今自分は、集団心理が働いて自分の価値観で判断出来ていないぞ！としっかりと認識すると、自分らしい決断をできるようになるはずです。

新しいことを始めようとして、前に進めない人は
多分、他者の目（他人からの評価）が気になるのではないかと思います。

筆者はその目から逃れられず、
大学を出て社会人になり働きました。
しかし、本当にやりたいことではなかったので鬱病にまで発展してしまったのではないかと思います。

本当にやりたいことを探すときに必要なこと

やりたいことをしてお金を稼ぐことができれば、それは素晴らしいと思います。
両方をすぐに獲得することが難しいのは、言わずもがなですが
少なくともやりたいことをするのは、まずはできるのではないでしょうか？

では、やりたいことを探すときに筆者が考える
この条件は揃えた方が良いことをご紹介します。

１、不機嫌でないこと
２、健康であること
３、時間をたっぷりかけること

【１、不機嫌でないこと】
不機嫌でないこと…？
そんなの出来ているよ！と思う程当たり前なことですが、ストレスを抱える中で判断をすると、間違えた選択をしやすくなります。

やりたいことは、不機嫌な状況下では思いつきません。
不機嫌な状況では「好きなこと」と「嫌なことを回避すること」とがイコールになってしまうからです。

例えば、人混みの中で落ち着いたカフェに入ると
そうそう、カフェが好きなんだよ。人混みじゃないし！
と一瞬、人混みを回避した空間を好きと誤認してしまいますが、
並んでいて、隣とギチギチなラーメン屋さんには普通に入れることもありますよね？

この例から、ある程度ストレスのかかる状況下でも喜んでその場所に行ける、そのことができるという判断をすることが大切です。
今、不機嫌になっていないか意識することを心がけるようにしてみて下さい。

【２、健康であること】
健康でいる時に判断することは重要です。
毎日寝不足が続いている状況下で、やりたいことは
「寝ること」「休むこと」になりがちです。
もちろんこれが本来自分がやりたかった事ではないのは明白です。

そのほかにも、もともとランニングが大好きだった人が
腹痛に悩まされていたとしたら、走ることを選択しないでしょう。

このように、やりたいことにも多少なりとも体力は必要です。
健康で、負荷に耐えられる状況下でしっかりと本心を見つめることが２つ目の必要な条件です。

【３、時間をたっぷりかけること】
時間をたっぷりかけること。
これは物理的な時間を指しているわけではありません。

自分が本当にやりたいことを探す上で、
「何度も何度も、これは自分の本心か！？」と、
自問自答を繰り返した時間です。

何年も何年も時間をかけても結局やりたいことの本質はそこまで大きく変わりません。
ただ、自分の気持ちが揺らぐせいでやりたいことが変わっているような気がするだけです。

ですので、本当に「親」「周りの友人」「パートナー」「職場」等々の意見ではなく、自らの気持ちなのか何度も自分に問いかけてみてください。

やりたい事に一歩踏み出せない人へ

ご機嫌で元気な時に、自分と向き合ってみてください。
もうすでに進みたい方向が心にはあるはずです。

最後に必要な事は、
始めたいことは何歳から始めても遅くはありません。
今日が始めるには一番速い日です。

最後までありがとうございました。
またよろしくお願いします。