農家の人手不足への取り組み アグリサポートかがわの事例

日本の稲作や野菜の栽培は、大規模化、企業化などを通じて、継続的・安定的な収益と運営を実現できているケースもあるものの、その大多数は個人で営む零細の農家であり、常に後継者不足、人手不足の問題が付きまといます

田んぼや畑を所有しているものの、それらをメンテナンスする人手がないために、止むを得ず休耕田化してしまったり、また草刈りなどの手入れが行き届かなかったり、というパターンも出てきているようです

ここ最近では、私の住む香川県でも、JA が農業人材のサポートの仕組みを提供したり、また、営農組合として、草刈りから田植え・稲刈り、休耕田の復元まで、組織として、地域の農業をフォローするような取り組みも出てきているようです
令和6年に香川県で発足したアグリサポートかがわも、このような営農組合のひとつです

現代のように農業の機械化が進む以前は、その地域の農家が協力して人手を融通し、作業をおこなっていた、というふうにも聞いています

このような、地域の農作業を、個々の農家が協働して担っていくような仕組みが、ある意味、ここにきて良い形で再現してきているのかもしれません


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?