【第8回】必勝!面接はこう突破せよ!
はじめに
みなさんこんにちは、もちもちのゆきです。
早いものでもう11月ですね。あっという間に2022年が終わりますね、、こうやって年をとっていくのかと思うと、やはり人生一瞬一瞬大事に過ごさなければなりませんね・・(唐突な感傷)
さて、本日は「STEP4:本命のインターンに応募する」の第3弾として、”面接の必勝法”についてお話したいと思います。
面接が苦手な方、多いのではないでしょうか?どんな質問が来るんだろう、どうやって答えたらいいんだろう、怖いおじさん来て詰められたら死ぬ、、などなど・・怯えていませんか?私も初めはみなさんと同じように面接に怯えていたのですが、回数を重ねるうちになんとなく”勝ち方”が分かってきました。本日は自身の経験をもとに、みなさんに”面接の必勝法”をお伝えしたいと思います。
結論から言うと、面接で大事なのは、①事前準備と②面接での話し方の2つです。それでは、それぞれについて具体的に説明していきましょう。
①面接前に必ずしておくべき準備
ES・ウェブテストを突破し、晴れて面接へ進むことが決まったら、面接の前に必ずやっておくべき事前準備があります。それは、よく聞かれる質問に対しての答えを、自己分析結果をもとに言語化できるように練習しておくことです。
就活の面接では、よく聞かれる質問というものが存在します。例えば、以下の質問はど定番です。
①なぜ弊社か?
②なぜこの業界か?
③なぜこの職種か?
④なぜ競合の○○じゃなくて弊社に来たいのか?
⑤弊社に入社後はどんなことがしたいか?
⑥希望の部署にならない可能性があるけど、それでも大丈夫か?
⑦どんな人と一緒に働きたいか?
⑧どんな人が苦手か?苦手な人と働かなければならない時、どうするか?
⑨長所・短所は?短所はどう克服しようと考えているか?
⑩ガクチカについての深掘り(なんで○○を頑張ろうと思ったのか?、一番大変だったことは何か?、どうやって解決策を思いついたのか?など)
これらの答えは、まさに皆さんがこれまでSTEP2,3で徹底して行ってきた自己分析結果をもとに回答できます。
そもそも、自己分析を行なった結果、行きたい業界・業種・企業を決めることができたわけで、すでに志望動機を問う系の①〜⑤に関しては答えを持ち合わせているはずです。また、⑦〜⑩に関しても、自己分析で考えているはずなので、既に話の素材は揃っています。(自己分析を徹底してやっておけば、いくら深掘りされても余裕で返せるくらいのネタはあるはず)あとは、人に伝わるように、論理的で簡潔に話せるように練習しておきましょう。
(※⑥も結構聞かれると思います。これは、やりたいことが明確にある人にとっては答え方がかなり難しい問題です。やはり会社としては、個人のやりたいことを尊重するだけでなく、会社を回すために個人の意向に添えない人材配置を止むを得ず行わなければならないことがあります。ですから、この場合は、「本望ではございませんが、問題ないです。色々な部署で経験を積み、どこかのタイミングで希望の部署に異動するご縁があれば嬉しいです」などと逃げておくのが良いと思います。意志は強いが、柔軟な考え方も持っているよ〜というアピールをしておくと心象良いと思います◎私はそうやって逃げました!)
人に話す練習をする上で意識していただきたいのは、結論から話すことです。ダラダラと話さず、まずは結論から述べて、続いて詳細を簡潔に話すように心がけましょう。話す順序としては、前回ESの書き方講座で学んだように、STARを意識すると分かりやすく話せると思います。
事前準備の際にもう一つ注意していただきたいのは、“回答を丸暗記しないこと”です。丸暗記してしまうと、本番でその通りに話そうとしてしまい、つい棒読みになってしまいます。明らかに暗記してきただろ!と面接官の心象が悪くなるので、敢えて暗記は避けましょう。
練習の際のコツとしては、メモ帳に話す内容の要点だけ書き出しておいて、それを見て滑らかに話せるように練習するといいと思います。もちろん本番ではメモ帳を見ながら話すことはできないので、要点だけは暗記して置いた方がいいと思います。例えば、『長所は、粘り強いことを話そう。もしエピソードを聞かれたら、1年間でTOEICの点数を400点から800点まで伸ばした話をしよう。』程度の暗記で良いです。
②これさえ意識すれば面接本番も怖くない!面接の必勝法
面接前の事前準備が重要であることをお話ししましたが、同じくらい大事なのは、面接での話し方です。面接を突破するための話し方のコツは至って単純で、ずばり、面接官とちゃんと”会話”することです。
よく、事前に聞かれそうな質問に対する答えを用意しそれを丸暗記して、機械のように読み上げる人がいるようですが、それはやめたほうがいいです。あくまで、面接=会話=言葉のキャッチボールだということを意識することが面接の極意だと思います。(当たり前のことなのに、実は面接となると出来ない人が多い・・!)
そもそも、面接官の立場に立って「何のために面接をするのか」を考えてみましょう。ESに書かれた志望動機やガクチカなどについて、もっと詳しく聞きたい、もっと就活生それぞれの人間性を知りたい、自社にマッチする子なのかもっと情報が欲しい、と思っています。面接官側も、ある程度事前に聞くべき質問を用意してはいると思いますが、投げかけた問に対する返答の中で、面白いと感じた内容に対して深掘りをしてくることもあります。つまり、面接とは1問1答ではなく、その場で繰り広げられるコミュニケーションなのです。
想定質問回答を丸暗記して臨もうとすると、答えを用意していない質問が来たときにテンパってしまいますし、緊張すると面接官の質問を聞き逃したり、トンチンカンな返答をしてしまいます。意識すべきは、目の前にいる面接官との会話に集中し、質問を聞き逃さない・質問に対する的を得た回答をすることです。
至極単純なことですが、面接の場で会話を成り立たせることが出来れば、実は必勝確率は高まります。
私が就活生の頃、エンカレッジのメンター(リクルート他大手企業の内定を獲得しまくった頭のキレる人でした)が「案外、質問に対して的確な返答ができない人って多いんよなあ。。質問とズレたことを答える人は多いんよ」とぼやいていました。私が思うに、みんな緊張して、答えを用意しておいた質問以外が来ると頭真っ白、でも何か喋らなきゃ!と焦った故にそのような事態になるのだと思います。選考だからと必要以上に恐れず、会話を楽しみ、自分のことをたくさん知ってもらえるいい機会だ!と思って、楽しむマインドが大事なのだと思います。
実際、私が面接官との会話を楽しむ上で意識していたことは、こんな感じです。
①質問の意図が把握できなかったら、「すみません、○○を答えればいいってことであってますか?」と認識齟齬がないよう答える前に確認する
②分からないことがあれば、知ったかぶりをせずに素直に質問する
③相手を飽きさせないように、自分の話が長引きそうなら「もう少し話してもいいですか?!」と無邪気に聞く
④面接官がおしゃべり好きだと思ったら、面接官にも話を振って、相手の話に対して興味津々に質問をしたりリアクションをする
⑤相手の目を見て会話する
もしかすると、お堅い企業を受ける人には④あたりは使えないテクニックかもしれませんが、真似できそうなものがあればぜひ実践してみてください。
①〜⑤を意識して面接に臨むと、面接官にいい印象を与えるだけでなく、少し面接に対する心理的ハードルが下がって本領発揮しやすいと思います。
まとめ
面接の必勝法は、①よくある質問に対してどう答えるか考えておき、話す練習をしておくこと(丸暗記はしない!!)②面接は面接官との会話だということを意識することが重要だとお話しました。必勝法と言っても、気を衒ったようなことは言っていないので拍子抜けされたかもしれませんが、実際このような当たり前のことをきちんとこなしていけば、面接は問題なくクリアできると思います。(もちろん企業や面接官との相性もあるので、ここまでやってダメだったら、「あ〜合わなかったんだな〜もっと自分に合う相思相愛の企業いこ!」とさっさと切り替えてしまいましょう!)
特に、事前準備を行う中で、今までやってきた自己分析結果が簡潔に言語化されてくるので、もう何聞かれても答えられるわ〜という自信が湧いてきます。そうなれば、面接も落ち着いて臨むことができますし、会話に集中することができるはずです。十分な準備は自信へと繋がり、自信は余裕を生み出します。ぜひしっかり準備し、万全の状態で面接を楽しみ、面接を突破してください。
次回予告:STEP5:他の企業よりも早い段階で選考を実施する企業にエントリーし、内定を一つ確保しておく
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。先週投稿予定だったのに、月曜になってしまいましたね・・汗
気を取り直して、今週も連載頑張っていきます!私も頑張るので、就活生の皆さんも一緒に頑張りましょうね!
さて、次回は「STEP5:他の企業よりも早い段階で選考を実施する企業にエントリーし、内定を一つ確保しておく」についてお話ししたいと思います。
今日も、私の記事が就活を頑張る誰かのインスピレーションにつながることを願って。
それではまた!
*もちもちのゆき*