【フジロックアーティスト紹介】二日目ヘッドライナー、Kraftwerk
どうも。GW終わってバタバタな日々が戻ってきた感じ…
とはいえ、今週もフジロックヘッドライナー紹介行きます!
今日は7/27(土)、2日目のヘッドライナーを務めるKraftwerk
そもそもKraftwerkって今の日本の若い人にどのくらい知られてるアーティストなんだろ?
正直言って、僕は名前聞いたことあるけど、曲は全く知らなかった。
簡単に紹介すると、Kraftwerkは1970年代にドイツで結成されたテクノバンド
ロックンロールのパイオニアがBeatlesであるとするなら、テクノやエレクトロのパイオニアがKraftwerkと言われてる
というのも、70年代には電子音を全面に出した音楽なんて無くて、このKraftwerkがそれまで前例のなかった実験的なエレクトロニック・テクノロジーを駆使したサウンドとポップアート的なヴィジュアル・イメージ、そして前衛的なステージ・パフォーマンスといった革新的な表現方法で世界に衝撃を与えたんだよ。
そこから、70年代後半以降に世界を巻き込んでいったテクノ・ムーヴメントの潮流の源泉となり、80年代以降多種多様に発展していったエレクトロニック・ミュージックのルーツになっていった。
調べてみると、日本でもそれこそYMOであり、電気グルーヴであり、そしてサカナクションであり、これまで別々で聞いていた音楽の根っこにKraftwerkがあると知って繋がった感じがしたんだよね
サカナがライブでステージにメンバー5人が一列に並んでマックを操作する演出あるでしょ、これもKraftwerkのオマージュなんだと知ると見方や聞き方が変化して!
そういう意味で今回Kraftwerkが来てくれることは僕にとっても大きな意味があったと思う。
思うんだけど一方でなんだよ、フジロック第一弾アーティスト発表でKraftwerkが発表されたとき、正直ガッカリしたのは否めなくて
それは確かにテクノやエレクトロミュージックの歴史を勉強するいいきっかけにはなった、でも世界中のフェスを見たときにKraftwerkをヘッドライナーに置いているフェスなんかないんだよね
音楽好きなら死ぬまでにKraftwerkのライブを1回は見ておくべきでしょというメッセージなのかなとも思ったんだけど、それなら別にヘッドライナーで無くてもいいし、それって見方によっては時代遅れと取られかねないと思うんだよね
レジェンドアーティストであることは認めるけど、それでなくてもフジロックって若者が全然いないって訴え続けてるでしょ
チケット代もかなり高額になって、大事なヘッドライナーの一枠が70年代のアーティストって、ちょっとなぁというのが正直な感想だった
でも結局、先週紹介したSZAが発表されたことで大逆転になったんだけど笑
色々思うこと書いたけど、僕がテクノ好きなのは2人も知ってる通りで、しかもThe Chemical Brothersでフジのステージは電子音との相性がいいことも知ってるんで、どんな見たことないステージを見せてくれるか楽しみ半分、勉強半分で見てきます💪
おそらく年齢的にもこれが最後の来日公演になる可能性も高いしね
紹介したのは代表曲の“The Robots”です!
調べてみたら1978年の曲だって、78年にこんな曲をよく作ったなって思ってくれるはず!