働く

目が覚めて一番に「行きたくない」と声が出た朝。
「休みたい」と布団の中で時計とにらめっこした朝。
「帰りたい」と思いながら出勤して、
「働きたくない」と言いながら机に向かった朝。
「仕事行きたくない」と夜更かしをした夜。
「明日も仕事なんて嫌」と天を見上げた日曜の夜。
を幾度も繰り返し、仕事へのやる気を失っていたここ数ヶ月。

こんなに嫌だ嫌だと言うけれど、
具体的に何をどうしたいのかが自分でわからず、
適当に休んだりしてみたが解決しないので、
世間は夏休みですし、
この夏の課題に「働くことについて向き合う」を追加しました。

第一弾として今日は、
じぶんジカンの「働き方を考えるノート」に取り組んでみた。

ノートの構成は、
過去の働き方と現状を整理して、理想の働き方について書き出し、
これからの働き方を考えるというもの。
何を書いたかはここには書かないけれど、
書き終わって気が付いたことを残しておこうと思う。

仕事が嫌になってからの私の合言葉と言えば、
「生活がままならないのに仕事なんてできない」
「手取り十数万なのに何倍ももらってる人の面倒なんてみれません」
我ながらひどいなと思う。
思ってたけど、消せなかった。

でもちゃんと現状を把握すると、
収入面でいえば生活が苦しいほどではなく、
生活をうまく回せなかったのは、
仕事と生活をはっきり分けたいという自分の性質に沿わずに
業務時間外も仕事を引きずっていたからだった。
退勤後にいくらでも立ち寄れる場所はあるのだから、
これからは切り替えてから帰宅してみよう。
日々、自分の機嫌をとっていこう。

もう一つの方は、
そもそも面倒をみているというのはあまりに傲慢な感想で。
代わりに謝ることに疲れていたのは事実だけど、
わたしに自覚と責任が足りていなかったなと思った。
だから業務に不必要で不似合いな感情を抱いてずるずると引きずっていたのだ。
あと、感謝されてないと思ってた。そんなことないのに。
よく言ってくれる人の事を忘れて、非協力的だと感じる人にばかり意識を向けていた。そりゃつまらなくもなるよ。

たった２年半。まだまだなのに。
必死になることに疲れて、
こんなに頑張っているのに、なにもうまくいかない、
向いてないんじゃないかと悲しくなって内に閉ざしてしまった。
もういいや力を抜こう。休み休みいこう。と思ったら、
どうやら力の抜き方を間違えて、手まで抜くようになっちゃって、
何様なのか、ひとの働き方に不満を持つようになっちゃって。
こんなこと思うの善くない、怒ってばかりで善くない、と自分を責めて、
いっそ環境を変えないとだめなのかと思っていたけど。

そうじゃない。

まだまだなんだもん。
勢いを緩めても、手は抜いちゃだめだよ。
学ぶ姿勢を崩さず、誠意を忘れず、
今できる精一杯は先輩方の数％なんだから、
まだまだ伸びなきゃ。

一生懸命働く、ということを忘れていた。

1年目がどうして楽しかったのかを忘れていた。
一生懸命だったの。
きちんと覚えて、正確にこなそうと一生懸命だった。
体調を崩さないための「頑張りすぎない」がわからなくて、
じゃあ頑張るんじゃなくて、一生懸命やろうって決めたんだ。
なんで忘れちゃったんだろ。
ここのところずっと、
「頑張らなきゃ。でも頑張りたくないよ」って思ってた。
頑張ったら疲れちゃうから、
頑張ったら調子を崩しちゃうから。
困ったもんだね。

さて、明日から心新たに、心地よい働き方を目指して一生懸命働きます！
そして楽しく生活するんだ～～。