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思考回路が逆回転

「タイ米」

この言葉を聞いて空耳の「タイ米派で〜す!」が
とめどなく押し寄せてくる人間は、
おそらく私だけだと思う。

恐らくJrの子の歌の空耳だったのだが、
もはやなんの空耳だったか思い出せないので
自担の空耳をひとつ紹介する。

「定時ダァ……」



さて、タイトルにある逆回転とは何か?
という話をしましょう。

左利きの本を読んだ時に
受けた衝撃がまだ鮮明にあります。

こちらの本です。💁‍♂️

1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法


ここからはこの本で
衝撃を受けた部分をお伝えしていきますね。

皆さんは言語処理が得意なのは
右脳と左脳どちらかご存知でしょうか?

ズバリ、左脳なのだそうです。

よく聞くかもしれませんが、
利き手によってどちらの脳がより活発になるか?
という話がありますよね。

右利きは、左脳。
左利きは、右脳。

言葉で理解するのが右脳
言葉以外で理解するのが左脳

言い換えると、言葉でコミュニケーションを取る上で
左利きは少々不利なのではないかと思います。

この本によるとですね、

■左脳は「並列情報の倉庫」
右利き場合、言葉を発しようとするとき、
この左脳の「きれいに整理された情報の倉庫」に直接出入りすることができるので、簡単に目的とする情報を探し当てて言葉を取り出すことが出来ます。

1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法


なんと、右利きの人はちゃんと言葉がカテゴリ別に
整理整頓されてるというらしいじゃないですか!?

ほんっとに羨ましい……。

(読み返したら左利きも遠回りしているだけで左脳は整頓されているらしいけど、実感がわかないのでそのまま話を進めますね)

例えば、右利きの人の脳の中では
「パンダ」は動物のカテゴリにいる。

私の脳の中で「パンダ」は、動物とは限らない。
「さくさくパンダ」ってお菓子かもしれないし
「遊具のパンダ」かもしれないし
「白黒」、「ふわふわ」って特徴が先行する場合もある。

そうなると、どうなるかと言いますと、
瞬時に言葉を返そうとするならば、
頭を2倍速で回転させて、「どのパンダ」か決めなければ。

この例はちょっと大袈裟なのですが、
普段は文脈から読みとっているので
そんなに大変ではありません。

けど(主語もなく)突拍子もなく話されると
ぶっ飛ばしたくなりますね。笑

もちろん「パンダ」に限らず、
すべての言葉がふわふわ浮いている状態です。

もはや私の脳の中に
「言葉のカテゴリ」という棚は存在しません。
私に「ないもの」が、「ある」。
すごいことだと思います。

ここまで左利きの私は足りてないというニュアンスで話してきましたが、この本にはその性質を逆手に取ったアドバイスなどもたくさん載っています。
少々スパルタにも感じますが、とても勇気をもらえる一冊ですね。



しかしやはり、
人の何倍も考えないと言葉をまとめられないんです。
理路整然とした説明をするのに、迂回は厄介。

文章ならまだいいんですけどね。
見返せるし直せるから。

特に親しくない人と喋るのがね、
めっちゃ苦手なんですよ。

いまだにドギマギしてしまうので、
諦めて聞き役に回っています。

聴くを8割:話すを2割くらいな感じがちょうどいい。
案外うまくいくので、苦手意識がある方にオススメです。

話を聞くのが苦手でも、
相槌をちょっと大袈裟にしてみるとか
オウム返しでなんとかごまかせます。
まずは相手の話に興味があるぞ!と自分をだましてみてください。

相手がどんな話をするか知った後で
仲良くなりたいなって思ったら
話す割合を増やしていく感じだと無理なくていいですね。

この方法は相手が寡黙なタイプだと詰みます。
お察しのとおり、諸刃の剣ですね。
だからおしゃべりな人、大好き。


毎日何気なく触れ、使う「言葉」。
なんとも奥深いもんだなと感じます。

言葉を大切に扱うために、
自分なりにやっていること。

手帳にこまめに簡潔に書き留めて
ネタ帳で膨らませつつ整理する。

脳内ではなく、
物理的にきれいに整理するイメージです。

それを加工して作ったものが、このnoteです。
意外と手間がかかっていますが、
この作業がなんとも楽しい。

誰かと共有するときは
読み心地も大切にしたいので、
重要な作業です。

突拍子もないことも
楽しく考えられるのは発信する場があるから、
読んでくれる方がいるからだと思います。

今回がはじめましてなあなたも、
何度目かなあなたも。
読んでくれてありがとうございます!

これからもどうぞよろしくお願いします!

それでは、また^^



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