コンコンッという音を聞けばCREAKが脳内で始まるようになるくらい狂ったように聴いたのにいざ円盤が手元に届いたら収録曲全部良くてこれがシングルだとはどうしても認められないんだがというお話
【はじめに】
この記事は「CREAK」の全盤感想記事です。
今回とってもとっても長いので
目次を是非とも活用ください!
まずは表題曲の情報をさらっとご紹介します。
そのあと目次が出現し、(順番的には通常版→初回盤A→初回盤B)各曲の感想と続きます。
良ければ最後までお付き合いくださいませ(*^^*)
「CREAK」
リリース日:8/30
松村北斗、西畑大吾W主演
「ノッキンオン・ロックドドア」主題歌
⚠︎︎なにわ男子の「Missing」とW主題歌です。
CREAK詳細などはこちらのSixTONES HPへ
↓
CREAK
まずはドラマとの親和性。
松村北斗演じる御殿場倒理にフォーカスしてるから
ミステリアスダンスチューンなのかと思いきや
作品になぞらえると
倒理担当の「HOW」だけでなく
相棒片無氷雨の担当である「WHY」要素も
しっかり押さえている所が素晴らしいです。
やっぱり推しを見ながら主題歌を聞けるというのは
格別だなあと毎週噛み締めてます。
……という前振りはさておき。
この「CREAK」は耳から戦闘モードを高めてくれるような退廃的で挑戦的な雰囲気があります。
個人的に「RAM-PAM-PAN」とかと近い系統。
進化系「NAVIGATOR」だなとも思います。
そこに1個つけたすとしたら、<オシャレさ>かな。
全体的に疾走的でカッコイイんですが、樹くんの「だんだんだ だんだんだ」の部分がとっても気持ちいい。
そこのダンスでの樹くんの表情がちょっとしんどそうなのもいいんですよね。
京本くんが「結構キツイけど曲のイメージを崩さないために涼しい顔してなきゃいけないのが大変」とラジオで話していたのが印象的でした。
サビの特徴的なフリはドアノブをひねるイメージと聞いた時はビックリしたし……。
速いテンポで歌いながらのダンスも大変そうだけど
パフォーマンスがもっとみたくなる楽曲です。
CREAK MVなど
ほぼ全編CGな映像で、洗練されたビジュだなあというのが最初の印象。
ジャケ写とか特に、なんかツルっとした質感で。
黒が似合いすぎてて、マジ安心する。
一方、カジュアルめな衣装は、曲のミステリアスな世界観からあえて外したと捉えることもできて、近未来すぎないテイストに仕上がっているように思える。
ソロカットでは、メンバーそれぞれの個性に合わせた部屋(空間)に連れ込まれる感覚があり、どれも退廃的なノイズが入っていて刺激的というか、不思議な気分になれます。
せっかくなので他のMVも一緒に見てほしくって……
いくつか載せておきますね!
見る順番によって感じ方が変わって、楽しみ方の幅が無限大すぎる。
★Dance performance only ver.
こちらも本当に絶品ですので是非。
ダンスは詳しくありませんが、過去の楽曲に比べてフォーメーションが複雑な感じで難易度高そう……。
★shortで好きな背景入れたやつ
(↑ 代表して北斗くんの動画です。)
「Boom-Pow-Wow」でもグリーンバックのメイキングが上げられていましたが、まさか「CREAK」でこういう遊び心満載なものが来るとは思っていなかった。(笑)
お茶目なteam SixTONESが大好きです!
Eye to Eye
初めて聞いた時は
帰り道の夕暮れを見ながらだったんですが
いつも見てる風景なのに最高のロケーションすぎて
信号待ちで踊り出すかと思いました。あぶねえ。(笑)
「Strawberry Breakfast」もそんな雰囲気ありますよね。
ロート目薬のCMでサビはちょっと聞けてましたが、
サビだけだとあまりにもったいないほど、
フルが本当にオシャレです。
北斗くんもブログで言っていましたが
「ちょっと切なさ」が混じっているのも推しポイント。
好きだからこそ、もっと知りたいもっと近づきたいって気持ちがビシビシ伝わってきて胸がキュッとなるんです!
この曲はサラッと聞いたら両思いだけど、
フレーズに注目すると片思いの可能性も出てきて面白いんですよね。
みなさんはどちらだと思いますか?
WHY NOT
大人な恋愛ソング。
北斗くんのブログの言葉が面白いなと思ったので
一部引用(有料ブログのため意訳です)させていただきます!
この曲はSixTONESの得意分野でもあり、
ちょっと大人なテイストということで
「いいだろ?」の方で受け取っていたんですが、
「ダメなの?」の可能性を知った時に
一気に曲の感じ方が変わってとっても面白かったです✨
サビの最後の「俺に任せなよ Right?」
の部分は強くも感じるけど、
よく見たら念押しにも見えるし……
切なさをほとんどの曲に忍ばせてくるSixTONES
半端ないなと思います大好き。
ソロ曲全体を通して
こんなに贅沢なことがあっていいんですか?
と思わず声に出してしまうほど、初のソロ楽曲とは思えないクオリティの高さ。
Solo Project(初回B盤DVD収録)で
6人がほぼ共通して言っていたのが、
6人で歌う時のキャラクターと、
ソロになった時のキャラクターの違い。
ひとりで歌うとなると「より自分らしさ」を意識するということ。
樹くんの「ファンから見たステージ上の田中樹像」がとても良いんです。
他のメンバーと比べた時に自分はこういうアプローチで行く、というのが分かりやすくちゃんとあって、それを本人から聞けて嬉しかった。
特に髙地くんの向き合い方にはうなずけたと言うか、個人的に髙地くんと慎太郎くんはSixTONES6人の曲の橋渡しのような存在だと感じています。
慎太郎くんはソロ曲だからガラッと歌い方を変える、という感じではなかったのも素敵だなと思います。
6人の曲の中で、慎太郎くんの声が聞こえると親しみもありながらアクセントもあり、とても心地良いから。
バランスは考えるだろうけど、「6人だからこう、ひとりならこう。」というのをあえて変えないのが慎太郎くんらしいなとも思います。
髙地くんは「CREAK」では下パート担当も多いような感じがしたので特に。SixTONES全員声や歌い方でぶつかることはないですが、
このふたりは誰と重なっても心地いい存在です。
なので、髙地くんがソロ曲において「いろんなキャラクターを使う」と言っていたのに感動しました。
北斗くんも下パートなどハモリは多いですが、
ハモリを担当するときは支えとして頼もしいですし、ソロパートも曲ごとに歌い分けられているように感じて溶け込む力が強いと思っています。
京本くんとジェシーくんはより力強く、個性を存分に活かした楽曲になっていると感じました。
いつもは力を抑えている、というよりも
ソロでは自分の世界を存分に発揮されているなと。
あとはライブでやった時のイメージなども
含めて制作されているのが嬉しかったですね。
ライブが当たり前に身近なところにあるというのが。
ここまで書いた各々が抱くソロ曲への思いなどは初回盤BのDVDに収録されていますので、是非見てください!
今回のソロ曲の特徴は、
誰かに自分を解釈して欲しい人たちが3人(松村北斗、森本慎太郎、ジェシー)
自分の思い描くものを形にして欲しい人たちが2人(髙地優吾、田中樹)
0から自分の表現を追求してみたい人(京本大我)
となっています。
⚠︎︎突然Twitter(現X)に放たれたアンケート参照
提供組の楽曲を聞くと(松村、森本、ジェシー)
提供アーティストのファンなら必ず「作った人がわかる」曲になっていると感じます。
アイナジエンドさんも平井大さんも堂本剛さんも
齧った程度ですがどれも「まさに」という感じで鳥肌が止まりません。
とはいえ、「自分という人間を解釈して欲しい」というところから、ちゃんとメンバーらしさももちろん組み込まれています。感動。
ではここからは
楽曲ごとに詳しく語っていきたいと思います(*^^*)
ガラス花/松村北斗
待ちわびていた推しのソロ曲がまさかこんなに早く聴けるなんて、リリースから2週間ほどたった今でも信じられません。
個人的なイメージですが、ソロ曲ってアルバムに収録されるものだと思っていたんですよ。
でもこのタイミングでリリースされたことにもちゃんと意味があるようで。
それは、「20代のうちに出しておきたかった」ということだそうです。
私はその辺のこだわりについて正直よくわからないから、メンバーの思いを汲み取れる自信はないんですが……。
北斗くんの楽曲は特に、このタイミングでしか出せなかったのだろうなと思います。
「ガラス花」はアイナ・ジ・エンドさんの提供曲だから。
北斗くんはアイナさんについて
「予てから憧れていたアーティスト」と話していましたが、「キリエのうた」(10.13公開予定)も大きなきっかけとなったとのことで縁というのはすごいですよね。
アイナさんとのやり取りを懐古するように
「夏彦を通しての松村さんしか知らないって言われたときに、当たり前なんだけど、なんかはっとしたというか。(中略)それにときめきましたね。」
と話していて、尊くて本当にこの人は……。と頭抱えてます。
アイナさんから見た松村北斗像も好きなんだよなあ……。
ああ、好きなところが多すぎて長くなってしまう……。
私は「キリエのうた」の夏彦を知らないから、夏彦を知ったらまた違った聴き方ができそうなのもとっても嬉しい。
一度で何度でもおいしいとはこのことか!
とにかく、北斗くんの念願が叶った結果こんなに素敵な音楽に出会えて、感謝が止まらないですね。
曲のコンセプトである、「美しい日本語」もとっても良くて、
一番好きなフレーズは
「優しさは時には いじらしいね」
メイキングを見てぐっときたのは
「咳払いじゃもう 拭えないや」
好きすぎるのでこれ以上は言いたくありません!(笑)
それくらい大切に大切にしたい1曲です。
MUSIC IN ME/髙地優吾
朗らかな気分になれて癒される曲。
明るく優しい人柄がぎゅうっと詰まってて大好きです。
日本語ラップに乗せて、というのが彼らしくていいな、そのおかげでまっすぐな言葉がとても軽やかに聞きやすいなと思います。
普段ならいうのが恥ずかしくなるようなことも、この曲の力を借りれば伝えられるかも。
いつ聞いても素直な気持ちになれる、素敵な楽曲です。
Never Ending Love/ジェシー
提供者が堂本剛くんだと聞いた時から嬉しくてワクワクしていました。
ずっとコラボしたいって言ってたからこちらも念願が叶ったんだなって。
曲を初めて聞いたときは耳の中で何が起きたのか一瞬では処理しきれないほどの衝撃でした。SixTONES 6人で歌うときも抑えているわけではないと思いますが、ここまで世界観を広げて壮大な歌い方になるんだ、って。
「僕の愛は闘う」
この言葉を信じて、後押しできるようなファンでありたいと考える今日この頃です。ファンとしてできることはそんなにないかもしれないけれど、向かい風のなか、推しだけにすべてを背負わせるなんてそんな寂しいことしたくない。
この楽曲にこめられた想いが、ひとりでも多くの方のもとに届くことを願います。
We Can't go back/京本大我
まず、この曲を7年前に作ったと聞いて驚きました。
メロディは優しく、切なく。歌声は強く、美しく。
彼の大好きなミスチルをどことなく感じると懐かしくもあり。
きょもの声が聞こえてくると知らない曲でもわかるくらい鮮烈に通る声だなと毎回驚きますが、今回のソロ曲での歌い方はいつもとは少し違っているような気がします。
なんというか、緩急がはっきりしているような感じがする。
歌詞やメロディもほとんど変わっていないそうですが、いつか当時のデモ音源も聞いてみたいなあ。
Love is…/森本慎太郎
THE平井大。もう全開なの、平井大さんの良さが。
そして、慎太郎くんの声と相性抜群!!!
合いすぎている、他の楽曲のカバーも聞きたくなっちゃう。
「恋愛ソングなんだけど、ラブラブじゃない感じ」
という希望もばっちり押さえられているのも素敵!
ありふれた「ありがとう好きだよおやすみ」という言葉が一気に特別になる。
あ、それで思い出したんですが、この「ありがとう」って言葉、
「ガラス花」にも「MUSIC IN ME」にも出てくるけど、それぞれ全然意味が違うんですよね。
「ガラス花」においてのありがとうは、
過去とそれに縋る現在、大切な人に向けて
「MUSIC IN ME」においてのありがとうは、
過去から現在まで共に歩んできた仲間、これからも共に歩む仲間に向けて
そしてこの「Love is…」においてのありがとうは、
何気なく恋人に伝える特別な気持ち
……かな!と今の段階では解釈しています。
Sorry/田中樹
切ない。もどかしい。
ちょっと、ヤケクソ。
そんな言葉がつらつらと出てくる感じの曲です。
樹くんのリリックが入るのは「So Addicted…」以来かなの思うのですが、その時も気だるげに「狂ってた」気がしますね。笑
そう感じる理由は個人的に声質も影響しているようにも思いますが、これが樹くんっぽくて最高なんです。
一見すべて上手くいっているように見せられるけど、実はそうでもない感じ、と言うか。
計算しつつ思い通りにいかない感じがね。
いつか報われたところが見たいと思いつつ、
そのままでいてほしいとも思う、ジレンマ。
結局なんでも美味しいから来たものをそのまま味わう感じにはなりますけど笑
【最後に】
本当は「こっから」のリミックスの話もしたかったんですがいろいろと限界なので、とりあえず最高なのは見てもらえればわかります。
SixTONESの音楽はこれまでもこれからも最高だと信じて疑わないちっぽけな人間の長文ブログを読んでいただいてありがとうございました!
ということで今回はこれにて失礼いたします!
またねえ(*^^*)
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