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愛しいひとり時間

ひとりカフェのススメ

遅めに起きて朝ごはんはすっ飛ばし
昼ごはんを食べて昼下がりに家を出た。

買い物をするのは好き。

しかし優柔不断の為
余計なものを買わないようにしようと
店内を何周もしてしまう。

事前にひとり会議をして目的のものを買おうにも
売り場が分からない。店員さんに聞く勇気が出ない。

結果余計なものも買ってしまったり。

一通り買い物を済ませ、夕方。
歩き疲れたのでカフェに入ることにした。

以前友人と何度か足を運んだあそこは
カジュアルすぎてひとりだと入りづらい。

かといってオシャレすぎると入りにくいし、
チェーン店や駅近な場所はガヤガヤする時間帯だろうな。

悩んだ末、
近くのビルのカフェとレストランのフロアに向かった。

ぐるりと見渡すと、
どこも落ち着いた雰囲気で値段もそこまで高くない。

ハワイアン、紅茶とカレー、
健康志向なレストラン、シックなカフェ。

悩んだ末に、
暗くて他にお客さんがいるか不安になるほど静かな、
シックなカフェに入った。

メニューはしっかりしていて、
いちごスイーツが美味しそうという理由で。

店内には数組、女性のお客さんがいた。
店の雰囲気的にも落ち着いていて
ひとりでも過ごしやすかった。
(ゆっくりしていたら私だけになってしまった)

夜のディナーメニューも美味しそうだな。
ハイボールも種類豊富でオシャレ。
さて、どうしよう。

カフェメニューってどれのことなんだろうか?
うーん、入口で見たイチゴのチーズケーキにするか。
紅茶はフリーティーっていうのがあるんだな。

さっき通りかかったお店でも見たけど
店員さんに次々注がれるのは
ひとりだとちょっとしんどい。

お水を運んできてくれたときに注文を済ませ一息つく。
店員さんを呼ぶのも緊張するんだよな。

チーズケーキは写真通り綺麗な盛りつけで、
紅茶はポットで、一杯目は注いでくれた。

一口目であちっとなりながら、
ナッツとキャラメルのほんのり甘い香りに癒される。

チーズケーキにはチョコアイスとキャラメルムース、
生のいちごが添えられていて、
それらを囲むようにキャラメルソースとカリカリのナッツが散りばめられていた。

キャラメルと聞くと甘い味を想像するが、
こちらはスッキリした苦味のきいた大人な味。
カリカリのナッツとふわふわのムース
食感が様々で飽きない美味しさ。

チーズケーキはしっかりしていて、スタンダードなもの。

ふんわりと香る紅茶とのマリアージュも最高。
とても満たされる時間だった。

料理もハイボールも美味しそうだったから、
次は誰かと来よう。

店を出て、寒い街を歩く。

チェーン店が好きだ。
安定の提供メニューに、
ほどよく雑多な感じが気軽でひとりでも気にならない。

コメダ珈琲はチェーン店ながら
落ち着いた雰囲気なのでよく行く。
はちみつコーヒーの甘さが好き。

ちょっと贅沢してもいい気分なら星乃珈琲。
オムライスやパスタも美味しい。

お昼にコスパ良くお腹を満たしたい時はサイゼリヤ。
少し多めに頼んでお腹いっぱいになっても
財布が寂しくならないのがありがたい。

友達は少ないけれど、
ひとりの時は務めてコスパ良くがモットー。
けれどたまにはひとりでも落ち着いて過ごしたい。


今日はひとりでケーキを美味しく食べられた。

大人になったってことなんだなと思いながら、
誰かと共有するのではなくひとりで味わうことの大切さも学んだ。

いや、今も学んでいる最中かな。

誰かといる時はその人のことを考えてしまうし、
相手と話したくなって料理や芸術が霞む時がある。

その人の意見と温度も混ぜて楽しい時もあるけど、
ひとり占めするのもいいよね。

1番最悪なのは
気が合わない人と過ごす時間だな、と改めて思う。
それならひとりの時間をもっともっと好きになればいいんだ。

気の合う誰かを探す旅は
もっともっと後になってからでもいい。


定期投稿で日記を書くのは久しぶりだった気がしますが
書いていてほっとするような、そんな内容になったかなと
自分では思います。笑

あとがきにいつもの定期投稿のような
少し考えを整理する文を書きました。

季節が春に近づき、
ワクワクするような、少し こわい ような。
そんな毎日をマイペースにお過ごしください。

言葉を書く。
良い言葉を見つけたいって、
そればかり考えていたら何か大事なものが抜けてしまう。

誰かに何かを伝える、心をつなげる。

そのためには机に向かってばかりではダメだ。
映画を観て本を読んで音楽を聴いて。
街を歩き、人の温度を感じて。

好きなものをめいっぱい、心の栄養にして耕して。

誰かに何かを伝えよう、
誰かから何かを受け取ろうと常に考えるようになって、
私はとても健康になった。

伝えるの先に伝わるがあるかはわからない。

それでも、伝わらないなら辞めるとはならないのは
伝わることの嬉しさと、先にいてくれるあなたが、
少しでも軽くなるようにと願うからだと思う。

それに言葉や芸術の善し悪しは、
製作者(発信者)が決められるものじゃないと思っている。

出会った人が、自由に受け取れるものだと信じている。
私自身が、何かと出会う時と同じように。

心が疲れ切ってしまったら、
好きなものを見つけるのが難しくなる。

だから、ふっと息を吐いて
弱音を吐いても大丈夫って思ってもらえるような
そんなブログでありたいと思うのです。

正直に、ゆったりと。

最後まで読んでくれてありがとうございました!
居心地のいい場所を見つけるのは難しいけど、
いつか「行き付けの店」ができたらいいな。

ではではまた〜☺️👋

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