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陰鬱な人生を謳歌!


暗くて重い歌詞の曲が好きです。


世間に溢れるポップソングも聞くには聞くけど、そんなもので手軽に明るくなれるほど私の性格は『陽気』ではない。

カッコつけてるとかそういうことではまっったくない。
もはや『陰湿』な曲を聴く方が元気になるほど陰気な人間だと最近思い知らされている。


アイドルが結婚したってみたら推しじゃなくても勝手に落ち込むし、身近な人の幸せもそれが共有できないものなら寂しさが上回り足を引っ張りたくなるのを必死にこらえ引きつった笑顔しか浮かべられない。

きっと大丈夫って軽々しく言われたらすごく癪。
その『きっと』ってどれくらいの確率?1/100000000だとしたらそれはもう『大丈夫』ではないだろ。って心の中で相手を詰めてる。


こんなんだから自分が幸せになれるという想像がすべて絵空事に終わってしまう。


でも、もういいんだ。

自分が陰湿でもいいとさえ思えるほどに好きなアーティストがいるじゃないか。

キタニタツヤさんがこんにちは谷田さんとして活動していた時からずっと聞いてるほんとに好きだし最近(新)神曲めっちゃ出てて最高なんです。


「悪魔の踊り方」や「化け猫」など人間以外のことを歌った曲も大好きだし

「プラテネス」とか「私が明日死ぬなら」みたいなメッセージ性が強くその優しさに首を絞められてゆっくり絶望するような感覚になるのも大好きなんだけど

「Moonthief」みたいな時々聞きなれないカタカナ言葉が入ってるのも狂うほど大好きなので、ほとんど何言ってるかより音作りがどストライクで……そもそもキタニタツヤさんの声が大好き。

正直「青のすみか」がヒットしたとき少し不安になった。
この曲も陰の要素はあれど爽やかな部類(呪いって言葉入ってるのに?とは思うよねわかるそれはそう)に入ると思うから、メジャー感が強くなりポップソングしか出してくれなくなったらどうしよう、と。

しかしそんな野暮な考えはこの曲で吹き飛ばされました。


その曲は、

「ずうっといっしょ!」


Q.大切なものって何?
A.今失くしたそれ

ここが本当に気持ちいい。

タイトルとサムネだけ見たら絶対ハッピーなラブソングだと思うんですが聞いてみるとかっこいい曲!リズム感も大好き!

でもなんか……

何この違和感……


歌詞をよく読むととんでもなく陰湿
元彼をネチネチネチネチ恨み続けている曲じゃん……。

これこれ〜〜!!!!!!




この歌詞が「わかる」時点で私に元彼が居なくてよかった。
そう思いました。

これまでまともに恋愛できなかったのは運がなかっただけでなく「誰かを好きでなければ人間じゃない」という狂った思考回路そのものが原因で、好きになってもらえるか相手にメリットをもたらすかどうかよりも「誰かを好きでいられること」に安心したかった。

究極相手は誰でもよかった。

でも厄介なことにその感情そのものに依存していたので、そんな状態で誰かと結ばれていたら相手をズタズタにしていたことでしょう。

そうならなくてよかった。

曲中の主人公みたいに「恋に恋する可愛い自分」に依存するようなこんな未来を引き寄せてしまったかもしれないのだから……


そろそろ読んでる人に引かれそうなのでここらで強制的に締めますが恋愛だけが全てじゃないし自己完結形の幸せならそれなりに持ってます。

うわめっちゃ負け惜しみに聞こえる!!!

まあまあまあ……
そんなわけで今月も好きな音楽について語る回でござんした!

月イチの音楽がテーマの記事も数がたまってきたのでぼちぼち投稿順にナンバリングしていきます。

マガジンにまとめて満足してましたが、一応定期だよと分かるようにしといたら読み返しやすいかも?と思いまして。

最初からしとけよって感じですね。
フリーテーマの21日投稿の定期も同じようにしよっと。
ということで過去の記事も呼んでもらえると嬉しいです。

それではまた〜✋

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