BNP・NT-proBNPって?
BNP・NT-proBNPとは
BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)
血漿のみである。
主に心臓の心室で産生される利尿作用を持つホルモンで基準値は18.4pg/mLです。
軽度の上昇であれば問題ないが、100pg/mL超えると、心不全の心疾患疑いがある。
NT-proBNP(N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド)
血清で検査が可能。BNPの前駆体。
BNPとの違いとして、簡易に測定でき安定性も高い。
基準値は400pg/mL。
心機能のみならず、腎機能も併せて評価できる心腎連関マーカーとして注目されている。
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BNP・NT-proBNPが高くなる理由
高くなる理由としては心臓(特に左室)への負荷です。
左心室が鬱血したり、拡大することで、何かしらダメージを負っているサインとなる。
BNPが高値!!!どないしよ・・・といっても年齢や腎障害、肺疾患の影響も受けるからBNP高い=心不全確定。というわけではない。