好き嫌いの正体
こどもの頃からずっとすき焼きに入っている春菊が好きじゃなかった 。
ようやく美味しいと思えるようになったのはここ1~2年の話。
それまではどんなに出されても不味いイメージが頭の中にこびりついているから頑なに食べてこなかった。
無農薬栽培してる農家さん直々に
「苦味やエグ味が少ないから生でも食べれるよ」
っていただいたものは、それなら…と淡い期待を胸に抱きながらも食べてみたものの、一口で無理だった。
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それと同じで、社会人になってはじめて食べてみた吉野家の牛丼。
当時のmochiccoにとっては牛肉自体恐らくそこまで馴染みがなかったのも相まって、あまりにも激マズで
(え、みんなこんなの美味しいって食べてるの?)
と驚いたものである。
*好きな方、ごめんなさい!
そこから、数回食べ続けてみたところ、慣れたのか、いまでは「これが吉牛の味」と認識できるようになっていて、「美味しい」とまで思えるようになったのだから、自分でも驚いている。
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以前、テレビで見た売上ランキングではけっこう上位 、というか、1位だったらしい。
ミネストローネ、トマト味でスッキリ飲みやすくて好きなのだけど、その基準がモスバーガーのミネストローネにあって、はじめて買った無印のフリーズドライのミネストローネに
(え、まずっ… え、これが売上1位…?)
って、なった。
しかし、何も考えずそのデータを信頼しきって10袋入を買っていたので、間を空けながらも最後までなんとか飲みきった本日。
こーゆーもんだ。
と思っていたのもあって、
うん、これはこれで◎!
ようやく美味しいと思えるようになったのでした◎
そもそもフリーズドライには若干抵抗があったわりに、カップ焼きそばのキャベツは好きっていう不思議。
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こんな風に慣れ親しんでいくと、好感度が少しずつ引き上げられて「美味しい」になったのでしょう。
人それぞれに慣れ親しんできた基準というものがあるので、はじめての未知のものは「美味しくない」だったり、「不味っ」ってなるように身体はつくられているのでしょう。
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mochiccoがこどもの頃、給食で出されたブロッコリーはオエオエッなりながら食べてまたが、これは身体が完全に拒否してるので食べなくていい反応です。
でも、苦味とかは野菜自身が食べられまいと出してるものなので、良薬口に苦しではないですが、慣れによる好みの変化は起こりうるということ。
mochiccoの息子氏、好き嫌いというか食べず嫌いが多いとこがあるのですが、一瞬 嫌だ!と思ったらそこから深めようとする気がないから嫌いなまんまです。
勉強と同じで無理矢理食べさせても余計嫌いになるだけですし、自分自身が好き嫌いを克服した経緯も体感込みでわかってるので、そのうち自然と食べたくなるであろうことを願いながらいまは見守っております☻
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音楽もそう。
この歌が好きだから♪と、いつも同じものばかり聴いていた頃、それ以外の音楽を聴きたいと思わなかったし、細胞レベルで拒絶してたものでした。
それが、そこを少し堪えて聴き続けると、それに慣れてくる。
そして、
(わ、知ってる♪)
と なり、けっこうスムーズに聴くことができるようになる。
そこからどんどんリピしたり。
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それは、単に知らないものだったり、馴染みがないものだから、拒否反応してたのでしかないのでしょう。
バンドサウンド絶対!!
になってたときがあり、その頃はもはや機械音が無理!!になってましたから。
でも、そんなこだわりがない状態だとフツーーーーに全然好感持ててた。
そんなところから、馴染みのないアーティストさんのも聴くようにしたら、いまではすっかりリピしまくりのRin音 。
ちょうど良い感じのテンポやトーンでお気に入りです☻
コロコロ変わる飽き性的なところが浮気性っぽくて嫌だったしダメなところだと思ってて一途な人になろうと憧れてそうして無理矢理1つにしぼることをしてここまできたけど、そんな昔の自分に伝えとく。
変わってもいいのだよー|・ω・`)コッショリ
1つだけ!としぼるのやめて、
どれもいいよね☻
の元々のスタンスに戻ってみたら、とっても幅が広がり、世界が広がっていたよ。
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