ももえり

Web漫画描いてます。本業は文筆業です。

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  • 漫画

    創作漫画の話をします。

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    思いついたことを適当に

  • お人形写真

    球体関節人形やブライスのお写真です。苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。

  • AD(H)D民のグダグダ仕事術

    AD(H)D持ちのフリーシナリオライターのゆるいライフハック的なやつです。

  • 発達障害民の働き方

    ADD&ASD傾向アリのライターが社会復帰に四苦八苦する記録。

最近の記事

Web漫画を始めた理由(ぶっちゃけ話)

前回に引き続き、今回もWeb漫画を始めた理由についてです。 理由は…… ヘッダーの通り!!!!以上! いやだってほしいじゃんお金〜〜 もともと私は同人ゲームを作っていたのですが、その時も「がっぽがっぽ儲けてマンション買いてえ〜」って思ってました。買えませんでしたけど。でもそれがきっかけで商業のシナリオライターデビューして、その後商業で小説まで出しました。 人生何が起こるか分からんね! おかげさまでなんとかこれまで文章で食えていたのですが、ちょっと業界の事情もあり雲行きが怪

    • インディーズ漫画活動リンクまとめ

      ■Kindleインディーズ ■ジャンプルーキー マンガノ

      • Web漫画はじめました

        お久しぶりです。タイトル通りWeb漫画を始めました。 ここ2年ほどは18禁漫画をメインにやっていたのですが、 作画カロリーがすごくて力尽きてしまい、年に一作ぐらいしか出せないのでもっと気軽に漫画を描きたいな〜と思いWeb漫画をやってみることにしました。 前から興味はあったのですが、きっかけになったのは義父の入院です。 突然脳梗塞で倒れてしまい、生死の境を彷徨ったのです。 様々な幸運が重なり手術で一命を取り留めましたが、かなり危険な状態だったようです。少しでも入院が遅れていた

        • 図工2のアラフィフがiPadとprocreateとclipStudioで20年ぶりに漫画が描けるようになったお話

          子供の頃から、漫画を描くのが大好きだった。 暇さえあれば漫画を読み、そして描く。 漫画ばっかり描いていてまったく勉強しなかったので、高校受験では第一志望校に落ちてしまった。 将来は漫画家になりたいと思っていた。かわいい女の子が大好きで、自分の理想の女の子をたくさん描きたいと思っていた。 だからエロ漫画家になりたかった。 でも、その夢は叶わなかった。 私の絵は絶望的にへたくそだったのだ。 それだけではない。驚くほどに不器用で、 封筒に切手をまっすぐ貼ることすらできない。 絵が

        Web漫画を始めた理由(ぶっちゃけ話)

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        記事

          人生の仕訳

          「ときめかないものは捨てましょう」 と、 かの有名なお片付けアドバイザーの方はおっしゃっていた。 けれど今、家にあるものはときめくものばっかりで捨てるものなんてない。 そう思っていたのだけれど。 突然猫をお迎えすることになってしまい、その考えは180度変わってしまった。 夫婦ともに猫好きで、 引っ越したのだしいつか猫を飼いたいねと話していたのだけれど、 それはずっと先の話だとぼんやり考えていた。 なのに、たまたま天気がいいからと高尾山口へ出かけ、山には登らず 駅周辺をぶらぶ

          人生の仕訳

          「2人組を作ってください」

          学校に通っていて、一番嫌な瞬間はこれだった。 「 2人組を作って下さい」「 好きな人たちでグループを作って下さい」 私には友達がいなかった。だから一緒に組んでくれるクラスメイトなんているはずもない。 退屈な国語や算数の授業よりも、こういったみんなが喜ぶグループ作業や自由時間が苦痛でならなかった。 この瞬間をどうにかやり過ごすために、何とか仲良くしてくれる友達を探そうと頑張っていたように思う。 小学校高学年になってからは、漫画が好きな友達ができたのでこれでぼっちからは解放され

          「2人組を作ってください」

          誰にも愛されなかったじいさんの話

          私の祖父の話をしようと思う。 私は両親ともに、祖父母に可愛がられた経験がない。 なので、優しいおじいちゃんおばあちゃんというのが物語の中でしか知らず、子供の頃祖父母に可愛がってもらったと言う話を聞くと羨ましくて仕方がなかった。 両方の祖父母ともにかなりキャラが濃かったのだが、中でも父方の祖父──じいさんは最悪だった。 まず、コミュニケーションが取れないのだ。 いつも声だけはデカイがモゴモゴしていて何を言っているのかさっぱり分からない。 じいさんは戦争に行ったせいで片

          誰にも愛されなかったじいさんの話

          人生のステージ

          「最近ご活躍のようで」 ある集まりに出かけて知人に挨拶したところ、そんな言葉が返ってきた。 皮肉なのかと思い一瞬反応に困った私は「ありがとうございます!」と、とっさに持って来た自分の新刊見本を彼に掲げてみせてしまった(そしてガン無視された) その会合で何人かの知人に声をかけたけれど、彼に限らず昔は私に対して先輩風を吹かせていた人たちが、なんとなくそっけない気がしてしょうがなかった。 帰宅してからそのことにひどくモヤモヤしてしまった。 私が気に障ることをしたとか気に病

          人生のステージ

          自分の物差しがないのは背骨がないのと同じ

          多分5年前くらいだったと思うけれど、シナリオが書けなくなった時期があった。 うつになると食べ物の味が分からなくなる。砂を噛んでいるような感覚だと聞いたことがあるけれど、それの文章版だと思ってもらえたら分かりやすいだろうか。 文章が、ただの文字の集まりにしか見えなくなってしまったのだ。 五分くらいかかってやっと一文字を打ち込む。それも絞り出すようにして。 自分の書いている文章が、果たしてちゃんとシナリオとしての体裁を成しているのか、そもそも日本語として成立しているのかど

          自分の物差しがないのは背骨がないのと同じ

          どこに行ったって椅子の奪い合いなんだけど

          作家になってから、人を嫉むことが少なくなった。 周りの人たちを見てすごいなぁと思うけれど、すぐに「でも自分の出来る事をやっていくしかないんだよな」と思える。 シナリオの仕事がメインだった時は、とにかくいつ捨てられるか不安でたまらず、周りを心の中で格付けし、自分と似たようなランクの相手を敵視していた。全員がライバルで敵だった。 自分が入っていたプロジェクトで「人が足りないから誰かライターを紹介して」とDに頼まれて紹介したライターさんが、自分より目をかけてもらってメインライ

          どこに行ったって椅子の奪い合いなんだけど

          人の面倒なんか見たくない

          ビューを見ていたらタグを一切つけていないのに読まれていてびっくりした。まぁいいか。 本当に読まれたくないならアナログで手書き日記を書くか、テキストデータをローカル保存すればいいだけの話だ。 なんだかんだで誰かにこのぼやきを読んで欲しいという気持ちだけはあるんだよな、変な話だけど。 去年一年かけて就職活動をした先でさんざん言われたのは「それだけの経歴があるのだから、後進の育成をして欲しい」「プロジェクト全体を仕切って欲しい」だった。 やなこった! そもそも私はシナリオ

          人の面倒なんか見たくない

          お久しぶりです(そして将来への不安を語り出す)

          こちらのアカウントで記事を書くのは1年ぶりくらいみたいですね。 なんだかぐちぐちと将来の不安を書き連ねる場が欲しくなったので、そういうときにここを使おうかと思います。 今年は、ほとんどゲームの仕事をしませんでした。年頭に、コンシューマー版への移植のお手伝いと特典物一式。あとは新規で女性向けのソーシャルゲームのお仕事のみ。ソシャゲは単価がいいですが、量をあまり書かせてもらえないので収入源としては頼りないですね……。まぁこれからどうなるかは分かりませんが。 現在は小説と漫画

          お久しぶりです(そして将来への不安を語り出す)

          2018年買ってよかったもの(お絵かき編)

          お久しぶりです。ようやく落ち着いて来たのでnote再開します。こっちは趣味とかいつものグタグタとくだを巻くのに使おうと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 IPad9.7インチ128GB(2018年春モデル)&ApplePencil ずっと旦那にもらったIPad mini(初代)で頑張っていたのですが、2年ぐらい前についに力尽きて壊れてしまい、スイッチが入らなくなってしまいました。小説の電子印税が思ってたより入ったので(買ってくださった方ありがとうございます!

          2018年買ってよかったもの(お絵かき編)

          欲望は果てしない

          ※個人的なことを書いていたので一旦鍵がわりに有料にしてたんですが編集して無料にしました。すいません。 8月になると何故か毎年落ち込む。 半年間がむしゃらにやってきた疲れがでるのかなと思うけれど。 今年は自著の発売日前うつに陥っている。毎日数時間おきにアマゾンランキングを見て一喜一憂している。 ありがたいことに、知名度がないほぼ新人の作品にしては一巻はまあまあ売れた。重版もしていただけた。おかげで間をおかず二巻の制作に入ることもできた。 でも、今度こそだめかもしれない

          欲望は果てしない

          目的のない飲み会が苦手

          ということに最近気がつきました。 例えば営業や名刺交換を目的とした懇親会はむしろ得意な方だと思います。 なぜなら「シナリオライターや作家としての自分」の経歴をアピールし、相手の名刺をいただいて、著書や経歴について質問をし、会話を広げればよいとルールがわかっているからです。そういうときの私は、驚くほどよくしゃべります。 でも、単なる交流目的でゆるく集まると言う飲み会となると、地蔵状態になってしまいます。 気心が知れた友人数人との飲み会ならともかく、初対面や数回あっただけ

          目的のない飲み会が苦手

          なんでも出来るは何にも出来ない

          今年は小説を出版したのをきっかけに、色々と新しいジャンルのお仕事をいただいております。 それに伴い、今までやってきていたスタンスを変える必要があるな、と思いました。 これまでは「金額や納期などの条件がよほど酷くなければ引き受ける」というスタンスでやってきましたが、それだと体の良い雑用係のような役割の仕事も請けてしまうことになるんですよね。そういう仕事で実力を見せてチャンスを掴む、というやり方で実績を積んできたところもあるのですが、もう10年以上この仕事やってるんだからその

          なんでも出来るは何にも出来ない