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ナスとの思い出を振り返る日-2025.02.18
・今日のオモコロ特集の橋本ライドンさんの記事を読んで、そういえば自分もナス苦手側の人間だったなぁと思い出す。
・もはやどんなところが苦手だったのかも覚えてない。唯一母親の作るナスの生姜焼きだけは高校生くらいから食べられるようになったものの、やはり自分から喜んで食べる野菜ではないことに変わりはなかった。
・転機は一人暮らしである。実家を出るとめちゃくちゃ食生活変わるよね!?実家だと親が作る・作れる・好みである料理しか出てこないし、外食に行くにしても親と一緒に出かけるのでここでも店の選択にある程度の親フィルターがかかる。
・我が家の場合はガタイのいいシャイな父親がいたので選択肢としてはおっさんでも入れてお腹いっぱいになれる店であった。ラーメン屋とか定食屋とか回転寿司とか。雰囲気と量がおしゃれなごはん屋さんは我が家ではご法度だったのである。
・しかし実家を飛び出て住む地域も変わると、食材を選んで料理するのも自分、食べるお店も自分で選び放題、今まで実家のそばになかったようなお店も選択肢に増え、更には飲み会の機会も生まれて一気にいろんなメニューにチャレンジする機会が増えるのである。
・ナスって多分美味しいような気がする、食べられるようになりたいなと思っているタイミングで、大学の学食のメニューに「ナスと豚肉とニンニクの芽炒め」なる日替わりが登場した。人生で一度も見たことない料理だったけど絶対にこれは美味い!!と直感、脳内会議で全員総立ちの「GOGOGOGO!!!」が出る。
・塩味とにんにくの効いた中華なあんかけで上手にまとめられておりめちゃくちゃ美味しい。中華料理のナスのポテンシャルをここで初めて知ることになる。あの味が忘れられなくて何度か再現を試みたもののなんか違うんだよな…。日替わりだっただけあってあれ以降一度も巡り会えていない。
・学食でナスの美味しさを覚えてからは自分でも買って料理するようになった。揚げ浸し、麻婆茄子、ナスと鶏肉のトマト煮、ナスと豚肉の生姜焼き、ナスの肉味噌丼、ナスとピーマンと豚肉の味噌炒め、ナスと鶏肉のポン酢炒め等々、すっかりナス大好きマンと化した。
・しかしここ最近はあまり食卓に登らない。夫があんまりナスを喜んでいないからである。こういう時、おかずを別々に作るのか、ナスだけよけて食べてもらうのか悩ましい。でもやっぱり私はナス大好きマンなので時には自分の欲を最優先でナス料理出しちゃう。
・家族と離れれば新しい料理に出会い、また新しい家族が増えれば出番が減っていく料理もある。こうやって誰と付き合うかで食の経験と好みって形成されていくんだなぁと気づく。おもろいね。
・苦手だけど食べてみたいものの1つに納豆がある。匂いと食感が苦手なんだけど、栄養あるしみんなあんまり美味しそうに食べるので自分もいつか納豆ご飯をズババッとやってみたい。そんな日は来るのかな。
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