小学生編17. いい訳禁止令。
我が家では、私がどうしても子どもに癖付けておきたい事がありました。
それは、『言い訳をしない』です。
なんか横暴では?とか、
子どもの気持ちを聞くようにと言っていたのでは?
と思われる事でしょう。
勿論、その原因と理由を気持ちと一緒に最後ちゃんと聞くのですが、
何か間違えをおかした時の、第一声の事です。
これだけは、マスターしてもらいたいと思った理由があります。
それは、仕事を通じて、
上司や力の有る方々に可愛がってもらえないのは、
一重に、この言い訳癖が付いている人に多い、
という事に気付いたからです。
残念な事に、私もその一人でした。
本人は言い訳しているつもりはないのです。
失敗した理由を話しているだけのつもりです。
ですが、聞いている方は、うんざりなんですね。
まず、謝れよ!となってしまいます。
謝ってばかりで直らない人は、また別の問題がありますが、
この言い訳を先にしてしまう人の何と小憎たらしい事か。
それが分かったのは、自分が徐々に上の立場になっていった時でした。
初めはやはり、心を込めて丁寧に謝る事。
これに尽きます。
腰低く謝っていれば、
丁寧に謝る人に怒っていても、ただのできない上司な訳ですから、
で、どうしてこうなったの?
と上の人はちゃんと聞いてくれます。
ここで初めて理由と改善策を話せばいいんです。
聞いてもらえない時は話しません。
グッと堪えねばなりません。
ところが、人は、分かってもらおうと、
これを逆にしがちです。
先に謝ってるよ、でもガミガミ言われるよ、
という人は、謝り方がいい加減なだけです。
意外に上司は経験者なので、この辺りすぐ見破ってきます。
言い訳をせずに、まず、心を込めて謝る。
そして聞いてもらえたら、理由と改善策、そしてまた謝る。
これをするだけで、上の人の自分に対する『当たり』が、
ぐっと良くなります。
あれこれゴマをするより、これが一番有効です。
気に入ってもらえれば、仕事も任せて貰える様になるし、
ストレスもなくなり良い仕事ができます。
ミスも減って怒られなくなります。
どんな仕事をするにしても、これができていれば、
引き立てられる機会が増え、目標達成が早くなります。
言い訳は癖。
しかし、言い訳は癖なのです。
ですので、子どもの頃から、
これができていたら、どんなに良かっただろうと思いました。
人生色々、ショートカットできたのに!と。
この『言い訳しない』を子どもに癖づけるのは、すごく難しいです。
バランスがとても大事で、
例えば、お友達と喧嘩して、我が子にあまり落ち度がなかった時など、
まずは、その気持ちに寄り添ってあげる事が大事です。
そこを第一声、「ごめんなさい」から言わせる訳ですから…
勿論、大きな犯罪に巻き込まれる等極端な例は別として、
何かトラブルがおこった時、
絶対に自分に落ち度がない訳じゃないんだよ、
だから初めは、ごめんなさいと口にしてから、話そうか、と。
そして、ごめんなさいと思ったところはどこ?と聞きます。
その後に、順を追ってトラブルの理由、自分の言い分です。
大変ですが、わ〜と言い訳をしそうになったら、
はいストップ!まず言うことは?
と聞いて喋らせる様にしました。
すると徐々に、何かあっても1テンポ置いて話す様になってきます。
まず自分の落ち度を確認、とりあえず謝る。
その後はちゃんと言い分を聞いてもらえるので、
焦らず話す様になり、解決策を見つけられる様にもなっていきました。
根気がいりますが、なかなか良かったと思っています。
子どもたちが社会に出た時、
たくさんの良い経験者の方達に贔屓にされ、トラブルの少ない、
スムーズな道を歩んでいける様に願ってやみません。
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