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5分で読める登販対策その1〜1章編〜

登録販売者。
市販薬の販売に説明、相談なんかができる資格です。
もち犬も某ドラッグストアで登録販売者として働いていますよ(・∀・)丿
絶賛アレルギー、副作用体質、喘息持ちと…ロールプレイングにはもってこいの人材です←使えない薬が多い

登録販売者を持っていなかったら真剣に※エピペンの保有を検討しなければいけなかったので、わりと役に立つ資格です。
※エピペン…アレルギーを起こしたときに自分に打つ注射。使用することで急激なアレルギー反応を抑えて、救急搬送されるまでの時間稼ぎができる。

そんなわけでね、持ってて便利☆登録販売者の受験勉強のポイントについてちょっとずつ書いていこうと思います。

一章:医薬品に共通する特性と基本的な知識(配点20点)
ここ、試験では満点〜9割はとってほしい項目です。

そもそも医薬品とは何?

医薬品は、「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品であり、その有用性が認められたものである」

これが定義となっています。
定義の文章は頻出なので覚えましょうね❀
◯疾病の診断、治療、予防に使用される。
◯有用性が認められている。
ここがポイントです。引っ掛け問題を作りやすいです。
ここでいう医薬品とは病院で使うお薬も含まれています。
そのため診断にも使用できることになりますね。

それなら医薬品の中でも市販薬(OTC医薬品)って何のこと?

一般用医薬品とは、「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)」

一般用医薬品、市販薬、OTC医薬品…まぁ、あだ名みたいなものと思ってください。
全部一緒です。
ドラッグストアなんかで取り扱っているものですね。

言葉を簡単にすると
「お薬の中でも病院でもらうようなめっちゃ強ぇ!すっごい効く!ってやつじゃなくて、わりと誰でも使えるよーっていう薬な。お店で薬剤師さんや店員さんから説明を聞いて、お客さんが選んで使うことが目的やで。あ、要指導医薬品は薬剤師から直で説明せなあかんやつやから除けとくわ」です。

◯効能及び効果において人体に対する作用が著しくない
◯需要者の選択により使用されることが目的
ここがポイントとなります。

まぁ、買って実際に使うのは需要者…お客さん本人もしくはその家族とかなんでね。
使っちゃまずいのを止めるストッパーが我々、登録販売者です。
めっちゃ効く薬ということは強い。
強いということはそれだけ副作用なんかのリスクや、気を付けないといけないことも増えるのですよ。

はい。では、その副作用って?

副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」

1日3回の薬です、1回1錠飲んでねみたいな用法・容量を守っていたのに!
守っていたのに起きた不調ですね。
よくあるところで言えば花粉症のお薬で口が乾いたり眠気がする、咳止めのお薬で便秘になったあたりですね。
鼻水を止めたいのにめっちゃ口が乾いて眠いっておかしくね?っていうのが副作用。

たまにもち犬のように
痛みで鎮痛剤を飲めば蕁麻疹、嘔吐と下痢、血圧低下を起こして搬送されたり
逆流性食道炎で胃薬を飲んでは※薬疹が出たり
車酔いするからと酔い止めの薬を飲むと、造影剤検査するレベルの心電図に異常が出たり
足をひねって靭帯損傷したからと湿布を貼っては、ごっつい内出血(数ヶ月以上消えなかった)ができたりする人もいます←稀なタイプ

※薬疹…薬が原因で肌などが赤くなったり、痒みがでたりする発疹のこと。

マジ有害かつ思ってたんと違うし、バリエーションが豊富!

◯人に通常用いられる量で発現する
◯有害かつ意図しない反応

ここがポイントです。
「市販薬の副作用は全て解明されている」なんが正誤問題で出るけど、マジで「そんなわけねーわ」の一言に尽きます。何が起こるか分からん。

ということで、5分で読める登販対策でした。
次回、用語の解説と覚えるポイントその2です。

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