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〝嫌いな自分〟に再会~絵日記学を学んで私ができるようになったこと⑯~

絵日記学を学ぶことで自分に起こったことを綴ったこのシリーズも、気づけば16本目(とっても中途半端ですね笑)
その中でも、初期の頃に起こった大きな変化の1つが、「自分のことを好きな自分に気づいたこと」

だったのですが。
そこから数年を経て今。
なんと真逆とも言える変化がやってきました。

すなわち、「自分のことを嫌いな自分」に出会ってしまったのです。

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〝発見✨〟と書いていますが、「嫌いな自分」に出会った瞬間(正しくはきっかけとなる一言を絵日記学講師の沙和先生から言われた瞬間)はとてつもなくギクッとしました。こんな感じ↓↓↓(笑)

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それで、ギクッとした原因を突き詰めるべく、やはり絵日記を使って自分と向き合いました。

私の日頃の自己評価には【めんどくさがり、怠け者、不器用、要領悪い、頭悪い、ドジ、失敗ばかり】などといったことがあります。
そして「私ってダメダメだな~」と思っている自分がいます。
ここまでは自覚的だったので、それほどダメージはありません。
というのも、「私ってダメダメだな~」は軽い気持ちだと捉えていたからです。

でも実は、全然軽い気持なんかじゃなかったんですよ、これが。

掘り下げていくと、
【頑張っても結果出ない、何をやっても1番になれないetc.】 
⇒ 【出来損ない、ダメ人間etc.】 
⇒ 【ダサい、格好悪い、役に立たない、恥】・・・・・・
とどんどん重くダークな感じになっていき、
最終的に行き着いたのは【生きる価値なし】(改めて書いていても悲しくなってきます(;´∀`))

「ただそのままの自分は否定すべき存在」だと思っていて、そんな自分が「嫌い」な自分がいたんです。

今まで生きてきた中で、努力をしたり、人の役に立ちたいと思ったり、実際にそう行動したりしてきた理由には「そのままの自分では肯定することができないから、何かしなくちゃ」という考えもあったのだということもわかってきました(それがすべての動機ではもちろんありませんが)

これほどまで自分を否定的に見ている自分がいたこと、
そして、そんな自分を嫌っている自分がいたこと。
自分が、何重にも自分を否定していたということを思い知りました。

しかも、絵日記学を通して「自分のことを好きだと思っている自分」に出会ってそれを嬉しく感じていたし、その気持ちを認めて良いんだと自己肯定感が上がってきていたのに、真逆に振り切るようなこと。

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ショックが大きく、しばし呆然としてしまいました。。。

でも、このショックからそれほど間を開けずに、救いとなる気づきがやってきました。
それは、
「否定したい、良く思えない自分」には、それを克服しようと努力するきっかけになるという〝メリットがある〟ということ。
「否定すべき自分」にメリット、肯定的な部分を見出せたんです。

つまり、【価値がない】とばかり思っていた「否定すべき自分」の価値。
思い込みの定理が、またもや崩れた瞬間でした。
価値がないと思っていた自分にすら、価値はある。
となれば、何事にも価値を見つけることができるはず。
たとえ今後、様々な問題にぶち当たり、その都度、自分が自分に対して下しているマイナス(に感じられる)の評価に気づくことになろうとも、
きっと何らかの価値を見出すことができそうです。
なかなか凄い気づきではないでしょうか。

そしてこの気づきには、もう1つ重要な点、今までの私とは明らかに異なる視点があります。
それは、「否定は否定のまま」認めるということ。
否定する自分を否定する、つまり〝自分を否定するのはダメ、悪いこと〟としてしまうのではなく、
それはそのままにしておきながら、尚且つそこにメリットがあるということを受け入れることができたんです。

最近では、自分のネガティブ感情もそのままノートに書き出すことを始めたのですが、その最初のところにも自分との約束としてこんなことを書きました。

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何はともあれ、また1つ、絵日記学を通じて衝撃的な変化をすることができました。
そして、絵日記学続編の中で繰り返し教わった〝物事は陰陽が揃って1つ〟ということも、改めて、身を持って痛感しました。

「絵日記学」についてはこちら ↓ ↓ ↓

そして、講師の沙和さんのヒストリー絵日記はnoteで読めます!



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最後に今回の記事のタイトルについて少し補足。
嫌いな自分に【再会】という言葉を使っています。
単に「出会った」、とか、「発見した」にしなかったのは、【再び】というニュアンスを込めたかったのです。
それは、この「自分のことを嫌いな自分」の存在を、私自身本当は知っていたよな、という感覚があったからです。
ずっと見ないフリをして、心の奥の奥のそのまた奥の方に押し込めてはいたけれど、薄々気づいていた、そしてこの度めでたく(と思えることが嬉しい!)再会できたから。

先日読み終えた『坊さん、ぼーっとする。』という本の中で、
「自分が元々知っていたことを(でも忘れていたことを)、思い出すような気持ち」という言葉に触れた時このことに思い至り、この記事を書き始めるときにもう一度思い出して、このようなタイトルにしました。


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