【オリジナル】星の向こうに世界があった
※これはとあるオプチャの文芸部メンバーによるリレー小説です
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夏のある日。
タイチは小学校から帰ってくるなり、お母さんに話しかけました。
「母さん、母さん!」
どうやらタイチは何かに怒っている様子。
しかし、いつものことなので、お母さんは動じません。
「あら、おかえりタイチ。連絡帳、机にに出しといてね。いますぐよ、いますぐ。アナタすぐやらないと忘れちゃうんだから、そういえばこないだも…」
「聞けよババア!」
「あら、いい度胸してるわね、このクソガキは。メンタルだけはパパ