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勝浦式担々麺 じもん

高円寺の有名な勝浦担々麺店、じもん。
空気階段の踊り場で鈴木もぐらが菅田将暉に対して
「菅田この野郎」と喧嘩をふっかけるきっかけにもなったお店。


土日等は結構混んでいるけれど
今日はちょうど晩飯時に行ったのに
全く並ばず店に入れた。

改めてになるが、店内がとにかく狭い。
空気階段の鈴木もぐら氏もこのお店がお気に入りとの事だが
もぐらは果たしてこの狭い通路を通れるのか?
奥の席が空いていたとしても通れないだろうから
手前の席が開くまで待ってるのかな?


担々麺 1カラ
写真では分かりづらいが、ニラの舌にゴロゴロと挽肉が隠れている。


CoCo壱の様に辛さの度合いを選べる。
(有名な話だが、1番辛いのが「特辛」で
その次に辛いのが「神殺し」という
独特なネーミングセンスをしてる。)
俺は1カラ(7段階の内3番目、店のオススメの辛さもよりも1つ低い辛さ)を注文したが
見ての通りめちゃくちゃ辛い。


一緒に行った友人も自分と同じく1カラを頼んだ。
辛さを舐めて一口目で家系ラーメンを食べるようにしっかりと啜り、しっかりとむせかえっていた。

ただ、これだけ辛さが強いのに
「からーーーい!」だけで終わらず、
辛さの後にしっかりとした美味さを感じる。

辛いのが好きで、「この辛さが美味い!」となっている訳ではない。
「辛さ」と「美味さ」の両方が確かに存在しているのだ。


「甘味」「辛味」みたいな感じで、「旨味」ってヤツが存在するらしいんだけど、
この「美味さ」のことを「旨味」と言うのであろうか?
「旨味」がどんな物なのか知らないからイマイチ分からないけど。


普通にすすると咽せかえるような辛さ。
それだけの強い辛さにかき消される事なく、確かに存在する旨さ。
つまり旨さもめちゃくちゃ強いはずだ。

では、辛い物がそんなに得意ではない俺は
辛さで濁す事なく、その「美味さ」の部分のみをより純粋に強く感じれば、より美味しく食べられるのではないか。

そう考えて一度「0.5カラ」を頼んだ事がある。

しかし0.5カラでは、もちろん美味しくはあるんだけど、「凄く何かが物足りない」と感じた。
そして「辛さが低けりゃ純粋に旨さを沢山感じられる」という自分の予想に反して
不思議なことに旨さも1カラの時の方が強く感じられた。

1カラで感じたあの旨さは、
辛さで少し濁っていたのではなく、
逆に辛さで際立っていたのかもしれない。



ちなみに2カラ(店のオススメの辛さ)も食べてみたが
個人的には2カラは辛すぎた。
しっかりと美味さも感じるんだけど、
それにしても俺の可愛いガキ舌には2カラの刺激は強すぎる。

そういう経験も経て出した結論、
個人的に辛さをオススメするなら、俺は1カラを勧めたい。

ちなみに特に辛いのはスープの上の方なので
食べる前に下からしっかり混ぜるのがオススメ。
辛味の部分ばかり食べてしまい、辛い辛いと悲鳴を上げることも、
逆に先に辛い部分を食べ終わってしまい、
後半刺激の足りなさを感じてしまう事も無いから。

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