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3度目の正直でマッチングアプリをやってみたお話

1. 友人からの嬉しい報告

2021年の2月頃、
仲の良い友人のAちゃんからちょっとした嬉しい報告LINEがきました。

「もちゃちゃん!やばい!めっちゃ良い人に出会ったかもしれない!」

詳しく聞いてみると、Aちゃんとその ”めっちゃ良い人”の出会いはなんと、
その数週間前に私とAちゃんが一緒にいるときに
話に挙がって”ノリで”ダウンロードしたマッチングアプリ。
「まだ数週間じゃん!?」と、驚きと同時に、
そんなにすぐに良い人に巡り会えるなんて
Aちゃんはラッキーだな~とちょっとうらやましくもありました。

2.マッチングアプリがつまらない…(苦笑


実は私が、マッチングアプリをやってみたのは、その当時”3回目”。
1回目も、2回目も、特に良い出会いもなく…
毎度マッチした相手と幾度となく繰り返される
「どこに住んでらっしゃるんですか?」
「なんておよびしたらいいですか?」
「休日はなにされてるんですか?」という質問に
正直、飽き飽きしていたのと(仕方ないけど(´;ω;`))
ま~~~~~、とにかく会話がつまらなくて(マジごめん)
全くマッチングアプリに期待もしていなかったのですが、
さすがに、仲の良いAちゃんが出会えたとなると
やはりちょっと期待が高まって、私ももう少し本気で頑張ってみようかな…と思うようになりました。

もう少しいろんな人と話をしてみようと
積極的に自分から何人かとマッチをしてみたのですが…

どうも話がやっぱり合わない…(笑)
会いたいと思う人も別にいない。

まあ、そう簡単に”運命の人”なんていないですよね。(笑)

でもそれでも恋活?婚活?をしばらく続けていた理由が実はありました。

3. 2021年は絶対に素敵な人に出会う!という謎の自信

「私は絶対に今年、結婚したいと思えるぐらい素敵な人に出会う!!!」

私の中で、その時確固たる謎の自信(笑)
本当に、本気で心から強くそう思っていました。

なぜなら2020年末のダウンタウンの占い番組でやっていたから。(笑)

血液型と星座を掛け合わせてやる占いで何通りもある中の1位だったんです!!!(ドヤ

そんな当たるか当たらないかわからない占いなんて
普段はそんなに信じないんですが、なぜかその時は何通りの中の1位というところになぜか強い希望と自信を感じて、
「2021年は絶対に素敵な人に出会ってやる!」
「出会えるから大丈夫(占いがそういってた)」
といったような変な安心感をもっていました。

4.転機、1人の男性との約束


そんな中、Aちゃんに続いて
1-2か月細々と続けたマッチングアプリでしたが、
なんと、3月末ごろにちょっとした転機がありました。

やり取りをしていた1人の男性との会話の中で、
お互いカフェ巡りが好きということだったので、
お気に入りのカフェに行きませんか?という話が上がりました。
(よくある流れですね。笑)

正直、その人との会話は特に大きく盛り上がることもなく、
ただぬるっと、穏やかに交わされる会話だったのですが、居心地は良く
そんな彼ともしかして会うかもとなったのが、ちょっと楽しみでした。

予定は2週間ほど先の週末。
私もあまりガツガツした女だと見られたくなかったので、
正確な日程は決めず「その辺で!」ぐらいのラフさで
話をしていました。

5.約束の週末

予定していた週末が近づいたころ、
なかなかカフェに行く話が出てこないので、自分から誘うのはな~…
なんて思いながらもちょっと気になっていたので、思い切って
「今週末いってましたよね?どうしますか?!」と声をかけてみました。

すると、例の彼からメッセージが…!

「あ~、ごめん。その日両方とも仕事なんだよね…」

おい、その週行けるって言ってたやないかい。(もちゃの心)

一瞬メッセージ上で、なんだと!?と、時が止まりましたが、
しばらくすると話が進み、「4月●日の18時頃ならいけるよ!」とスーパーピンポイントでカフェではなくご飯にいく日時を提示されました。

その日は幸い私の仕事も落ち着いていそうな平日だったので、
空いてはいたのでよかったのですが…。

お互いにマッチングアプリをしている同士で
各々たくさんの人とマッチングをして
もしかしてそうこうしている間に他の人と付き合ってしまうかもしれないのに、約1か月も先の日程を提示してくるなんて

あ~この人はとてつもなく自分に興味がないんだな
たぶんこの予定流れちゃうんだな…と

もしかして一緒にカフェにいけるかも!
どんな人なんだろう?と楽しみにしていた分、
ちょっとだけ寂しい気持ちでした。

5.なぜかやりとりが続いた

でもなぜか彼とは、
それからも細々と連絡が続きました。

週末に行ったプチ旅行、お出かけの話をしたり。
その時ちょっと楽しんでいた趣味の話や画像を送ったり、
何気ない話だったのですが、彼は穏やかに聞いてくれて
話を続けてくれました。

ある日はお互いにきちんと写真も見せあう流れになって
各々の容姿や仕事の話、深い話までするようになりました。

6.心臓バクバクで初めて電話をしてみた

会うとなった日から1週間ほど前のこと、
会う前にどんな人なのかより雰囲気を知ってみたいと思い、
(話した感じとか感覚で相手をつかめる気がしたので…)
電話をしてみたい!と相手に提案をしてみました。

電話が苦手な人もいるので断られるかな~と
ちょっとドキドキしていましたが、思っていた以上に
快く電話を受け入れてくれて、寝る前に少しだけ
電話で話をすることになりました。

LINEの着信が来たとき、心臓が飛び出るかと思うくらい
ドキドキしていたのですが、電話に出てみると
自分が想像していた何十倍も穏やかな声の彼がいました。

第一声を聞いた時から、
「やばい!なんだこの感覚は!」と、言葉には表せられないような感情で
心を打ちぬかれたのを今でも覚えています。
まだ特に何を話しているわけでもないのに、急に今までに感じたことのない
これから何かが始まるような期待とあったかさを感じました。

家族や仲の良い兄弟の話、趣味の話、私とメッセージで話した内容…
30分ぐらいの間、あっという間に時間が過ぎて
彼の声が心地よすぎて電話を切るのも惜しかったのですが、
「また明日ね。」と言って、電話をきりました。

電話を切っても心臓がバクバク。
あんなにメッセージをしていたのに、
会えると思っていたのに何週間先の予定を提示されてたぶん自分のことなんて興味がないと思っていた相手だったのに、
こんなにも急に相手の存在が自分の中で大きく感じることになるとは思いもしませんでした。

それから毎日彼と寝る前に電話をするようになり、
毎日の寝る前の電話が、楽しみになりました。
何とも言えない安心感。会うのがさらに楽しみになりました。

7.予定より早くご対面…!初めてのお散歩デート

そしてあっという間に彼と会う予定の日の前日。

いよいよ明日だ~…とドキドキしていた時、
彼から夕方ごろにLINEがきました。

「今もちゃの仕事場の近くで髪の毛きりにきてるよ~」

その時私の頭の中ではもうたった一つの言葉がでていました。

「会いたい!!!!」

その日は全くおしゃれもしていなかったし、完全に仕事終わりの格好で本当にこんな格好でよかったのかと思いながらも、
会いたいの気持ちが先行して、私は彼にちょっと会いたい!と
お願いをしてみて、急遽会うことになりました。

近くのスタバで待ち合わせ。

仕事をさっさと終えて、心臓もドキドキで
髪を切り終えた彼の元へ急いで向かいました。

スタバ前に立っていた男性。
それが私が何週間も話をしていて、毎日電話で寝る前に話をしていた彼でした。

「思っていたより背がたかいな~」なんて
どうでもいい感想を頭に浮かべながら、きちんと「はじめまして」をして、直接会う彼との会話にもちょっと照れくささを感じながら、彼とご飯にいきました。

飲食店も時短で営業をしていたころなので、早く店を出ないといけなかったのですが、焼き肉を食べよう!となり、ちょっといいところの焼き肉屋さんに入りました。

店から渡された入店時に記載する紙(体温や名前、連絡先など)を彼が記入して、私はその間ちょっとそわそわしながら、
「へ~、そんな字かくんだね~。ちゃんと聞いてた本名だ、よかった。(笑)」なんて思いながら、彼とのごはんを楽しみました。

いい焼肉屋さんだったので、脂ののったおいしいお肉がたくさん出てきて、なんて贅沢!!なんて思いながらも彼との時間を楽しんで、

夕食後は、カフェも時短でやっていなかったので、ただひたすら一緒に外の公園や川辺を散歩していました。

彼と川辺に座って話をしていた時、なぜか将来の話になって、
子どもができたら~とか、こんな家庭や生活にあこがれる~など、
自然と先の話を彼からもしてくれました。

もちろん、その相手が私だとは一言も言っていませんし、
そのころどんなイメージを抱いて話していたのかはわかりませんが、
ただ純粋にその時にはすっかり私も彼に心を奪われていたようで、
「あ~彼が話すその将来の中に、自分もいたら本当に幸せだろうな」と思っていました。

その日は急遽会うことになり、たくさん話をしましたが、
私の中ではもう彼の存在が本当に大きくなっていました。
惚れっぽいとか、そういうのとはまた違う
本当に感じたことのないような安心感と、感覚でした。

昔よく両親に、
「本当に一緒になる人は、ビビッとくるもんだよ」と
言ってくれたのをふと思い出すほど、
「この人なのかもしれない。むしろこの人であってほしい」と
心の底から思っていました。

本来会うはずだった約束の日が次の日だったので
明日も会おうと改めて約束をして、各々帰宅しました。

(その夜、私は、胃が油に弱いおばあちゃんなので、
夜に頂いた高級なお肉で夜中お腹を壊してもがき苦しみましたが、
そんな私に胃もたれの治し方のURLを送ってくれた彼がさらに
愛おしかったです(余談)

8.彼とのその後…

そして次の日も予定通り彼と会い、
いろんなお話をした結果、最後に彼から告白を受けて
晴れてマッチングアプリで出会った彼との
お付き合いがスタートしました。

直接会った次の日にお付き合い。
お付き合い第一日目からほぼ同棲。

ときは進み、

2022年の1年後に初めて出会った日の思い出の川辺でプロポーズ。
その1か月後には、籍を入れ、
驚くほどとんとん拍子で1年前は彼氏すらいなかった私に
”旦那さん”が出来てしまいました。

2021年、本当にこんなことになるとは思いもしていませんでしたが、

「私は絶対に今年、結婚したいと思えるぐらい素敵な人に出会う!!!」

という謎の自信はあながち間違っていなかったなと思いました。

そして、その思いを強く抱いていたからこそ、
自分の行動や言動に影響をもたらして
旦那さんと出会うことが出来たのかなと思います。

実際、マッチングアプリを3回もやってみた感想はというと、
正直、今思い返してもやり取りも含めて、本当に面倒くさかったなとは思います。(笑)

でも出会いがマッチングアプリだろうが、
そうでなかろうが、「どうせいい人なんて出会えない」と後ろ向きな気持ちでいたら絶対に出会えなかっただろうなとなんとなく感覚で感じています。

私の過去の記事にもかいたんですけどね。お時間がある方はぜひ☺

9.さいごに

どんな巡り合わせで彼と出会えたのかは本当にわかりませんが、
後々話を聞いてみるといろんなところで彼との運命を感じることが多々ありあります。

・本当は私とやり取りを始めたころ転勤の話が出ていたけど、
急遽その転勤が訳あってなしになった。

・私も実は会社を辞めて実家に帰ろうとしていた。

等々…
何がきっかけかわからないですが、お互いをその場にいとどまらせて出会わせてくれた運命に心の底から感謝しています。

何度頑張ってもいい人に出会えない…と出会いを諦めてしまっている方もいるかとは思いますし、その気持ちも本当に痛いほどわかります。
でも、必ず自分に合う人はいるはずです。

でもだからと言って前のめりに恋愛ばかりに重きを置くのではなくて、自分を大切にして、自分のやるべきことに一生懸命取り組んで、いつかそんな私と出会ってくれる素敵な人がきと現れるはずだ!という強い気持ちを持ってコツコツと出会いを求めることが大切なのではないかなと自分の経験を通して感じました。

とはいえ、私なんてまだ結婚したばかりです。
これから何があるかは誰にもわかりませんが、自分の気持ちや感覚を大切にして、そして日々の小さな幸せに感謝をして過ごしていきたいと思います。

誰かこの記事を読んでくださった方の一人でも多くの方に幸せが訪れますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた☺(もちゃ

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