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積み木いろいろ 「恩物」と「準恩物」

フレーベルが考案した恩物の一部に「積み木」があります💡 積み木とは、積むだけの木製玩具ではありません! たくさん持ったり、並べたり、造形したり…👶 遊びながら、数量や図形、重力の影響、重心、摩擦を体験・学習することができます🔴😄🔷 見立てながら想像力が育ち、協同的な場面では人間関係も学べるでしょう🧒👧👦

ここではフレーベル館(日本)の「恩物(基尺3cm)」を紹介します✨

立方体(キューブ型積み木)は、第3恩物と第5恩物に含まれています。立方体を分割すると、1/2三角柱、1/4三角柱となります✂️

第3恩物と第5恩物

第4恩物と第6恩物は、1:2:4の直方体(レンガ型積み木)と、その分割体から構成されています。直方体は「寝る」「起きる」「立つ」という3パターンで置け、例えば「高さ」の変化量は2倍、4倍となり、様々な造形活動が拡がります👧👦👧🧒

第4恩物と第6恩物

立方体2つと直方体2つをそれぞれ重ねると、同じ形で同じ体積である「同形同量」となります。こどもが遊びながらこの特徴に気付くことができるように設計されています✨ 1/2三角柱 2つ、1/4三角柱 4つで同じ立方体になることにも気付けるでしょう。このような特徴に気付きやすくするため、あえて「角」が残るように面取りは最低限になっています🟨

同形同量

また、恩物の仲間に「準恩物」があります。その中の「六色三体」は、基尺3cmの「立方体」「円柱」「球」で構成されています🟫🟤🟤 六色は自然界の虹の色を元に、赤・橙・黄・緑・青・紫から構成されています🌈 並べると、第1恩物同様に「色相環」もできます🔴🟠🟡🟢🔵🟣

六色三体(準恩物)

恩物は、博物館明治村(愛知県)の「つみきひろばGabe(ガーベ)」で遊ぶこともできます😄♬ 「Gabe」とはドイツ語で天からの贈り物という意味だそうです☀ 日本では「恩物」、英語圏では「Gift」と訳されました📖

さらにここには恩物から派生した積み木である、童具館(東京都)の「和久積み木(WAKU-BLOCK)」もあります🟫😆✨

実際に触れることで気付くこともたくさんあることでしょう👶💡✨

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