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走りながら考える。の幻想

久しぶりのエントリー。
最近インプットが滞っていたことの表れ。
そんな自分の悪しき習慣を是正するために始めたnote。

先週末、台風の真っ只中に開催されたadtech関西に参加してきました。
※かのいう私も初のカンファレンス登壇で京都でセッションをさせて頂きました。
http://adtech-kansai.com/ky-3

今日のエントリーはそんな私のセッションの話ではなく、
同日のキーノートでお話をされたPGマフィアのお二人、
岡本さんと音部さんのセッションより。

イノベーションを追い続ける前に〜一旦しゃがんで考える、ブランドマーケティングの課題〜

ブランドとは何か。
価値(ベネフィット)とは何か。

そういったマーケティングのベースと なる基本的なお話と共に、今回のセッションテーマにも含まれている「一旦しゃがんで考える」というポイントのお話がありました。

※詳細な掛け合いの内容は定かではないですが、、あくまでイメージとして。

走りながら考えろ。数打ちゃ当たる。的な考え方があるけど、そんなの無理だよね。

そうそう、そんな簡単に当たるものではないですからね。

いろいろデジタル化して施策やデータが増えたので、みんなやたらと忙しい。
ただただ忙殺されるだけ。

そもそもマーケティング施策はそうそう当たるものではない。という前提が欠如してる。

走りながら考える。というスタンスでいると、いつの間にか行き先や本質的な問題を見失ってしまいがち。

施策を走らせる前に、一度立ち戻ってブランド作りやお客様に提供できる価値についてしっかりと考えるべき。
→一旦しゃがんで考える。

と言ったお話。

弊社でもお客様(クライアント)とお仕事を始めさせて頂くにあたり
・Objective first
・問題の特定
・課題の整理
といったプロセスはとても大切にしています。

当たり前のことかもしれませんが、事業者の皆様は目の前の目標やミッションで近視眼的になり
本来の目的や問題を見失ってしまっているケースが多分にあります。
それを一緒に整理をし、具体的なPJ化しPMとして遂行させて頂くのが我々の役割です。言い換えるとマーケティングに特化したPMOサービスです。

今回の岡本さんと音部さんのお話はとても共感する部分が強く、更には私も「走りながら考える」という文化で過去育って来たのでドキッとさせられました。

お二人のセッションの締めとしてあった言葉が

変化を追い続けるよりも、変化しないものに、ちゃんと時間と頭を遣ってみる

ということでした。

そのうえで、向かう(走る)べき方向をしっかりと定め、「走りながら“チューニングしていく”」ことが現代のマーケティング活動を推進していくうえで重要なのだと思います。

※えとじや岡本さんのブログが公開されていました。
http://blog.etojiya.com/archives/9869991.html


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