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アートコンペで1位を獲った時にやった事

4/5〜4/18まで大丸梅田店11階ART GALLERY UMEDAで開催されていたZEROTEN2023大阪、無事閉幕しております。
ご来場、投票、web投票してくださった皆様ありがとうございました!

出展していた2点ともお迎えが決まって、日々の制作が報われる気持ちになったり、出展先で完売なんてほぼない事ので、頑張って在廊行ってて良かったと思いました!

本当にありがとうございます!

おまけに1位…!
正直龍屋さんのコンペで1位を獲るのは無理だろうって思ってた。
いつだって1位を獲るつもりで全力で描いてはいるけれど。
だから嬉しさと驚きは半端なかった。


「毎日在廊来てるんですか?」と、色んな作家さんに言われたのだけど、別の展示の締め切りがあったので14日間中、9日在廊しに行きました。
毎日じゃなかったけど割と行ってた方だと自負しています笑

なんせ愛知の龍屋さんに日帰り1回行く交通費でこっちで20回くらいは在廊出来るんだもの〜。

順位がつくコンペだし、決して安くはない出展料を払って出すからには自分が納得出来るよう精一杯やりきりたいし、売れたいし、売れたいし、上位に入りたいものです。賞金欲しいし。

子供の頃から負けず嫌いな性格。


在廊が少なくても絵の力だけで投票してもらったりお迎えされたり…が理想ではあるけど、
人の好みは様々だし、直接解説を聞いたから投票してくれる人は一定数います。

だから勇気いるけど、投票用紙をお客さんに渡したついでに、
「ちなみに私は出展番号24のMOCCHIです。ゆっくりご覧になってくださいね。」
と声を掛けていました。

そしたらその時点で、
「じゃぁあなたは書く(投票する)わね」とラッキーポイントが入ったりする事も稀にあります。

全ての人が投票用紙を受け取ってくれるわけではないので、断られると精神的ダメージを私は蓄積してしまうので、心を休ませながら適度に渡していました。笑
無理はしなくていいけど、作品だけじゃなく、そういう(努力も)姿をオーナーは案外見てたりすると思ってます。(どのギャラリーでも)


2019年に優勝した別のコンペも人気投票で順位が決まるものだったのですが、
その時在廊を頑張ったのも優勝要因の一つだと思っているので、

改めて、

『在廊(接客)を頑張れば上位に入りやすくなるのか?』

を検証する意味でも今回は出来る限り在廊に行こうと決めていました。
何事も試してみないとわかりません。

個人的な体感ではあるけど、たまたま立ち寄った方5割、ZEROTENを知ってて来た人3.5割、海外の方が1.5割くらい。

私の作品は角だったのですが、正直やだなぁ〜って設営の日に思ってました笑

240点もあると、たまたま立ち寄った人が一つの作品に目が止まっている時間は0.5秒〜1秒程度。

私の位置は右回りからでも左回りからでも展示の壁面部分が無いかのようにスルーしていく人をよく見かけたので、
これはマズイ…と思って、なるべく作品の近くに張り付いて、視線が自分の作品に移ったら即

「こちら私が描いた作品なんです〜見て頂いてありがとうございます!」

と軽めのジャブを打って、反応によって「ゆっくりご覧になって下さいね〜」と下がるか、解説するかを瞬時に判断していました。

あまり長々と解説してお客さんの見る時間を奪わないかつ付近の作品の作家さんの邪魔にならない様配慮するのも難しい位置でしたが良い経験となりました。

隣の芝生はいつだって青いので、
あの人の作品見てる人,投票してる人多くていいなと思ったり、
じっくり見て貰えてる人が羨ましかったり、
自分の作品を見てる人って少なく感じたり、
自分が在廊していない時に、私の作品を見てる人多かったよと教えて貰っても、ほんまかぁ?と思いながらも内心嬉しかったり笑

来場者数が1000人を超えていたのと、ガツガツ接客だった事もあって名刺が200枚くらい無くなって、ひっさしぶりに手作り名刺を作って対応しました。

一枚ずつ絵具で着彩

私は人見知りかつ、とっさの会話力(応用力)が無いので、在廊時は事前準備が欠かせません。

服が派手なのも会話の(声をかけてもらう)きっかけ対策を担っている部分があります笑 

もちろん好きで着ているのが大前提ですが♪

カメレオンの服と自分でペイントした靴


投票用紙のバインダーを渡す時に言うセリフ、作品解説、外国の方にアピールする英文、全てスマホのメモに書いて口に出して何回か練習して、後は本番の中で改良して行った感じです。

英語は結局私が描いた絵ですしか言えなかった笑


その他の立ち回り?は最初の頃に愛知で在廊した時に松原あゆみちゃんのいいなと思った所を真似してます笑

出来るか出来ないかはさておき、人の良いなと思った所は取り入れるようにしています。



意識してやる事(立ち姿勢、笑顔などなど)が多かったり、かなりガツガツしてたので毎回疲労がすごかったです。
笑顔は意識しないとチベットスナギツネみたいな表情になるので…笑

正しい在廊の仕方がわからない…と悩んだ時期があったけど、その日自分が納得出来たり楽しかった(在廊行って良かった)と思えるスタイル(ケースバイケース)でやればいいと、色んなギャラリーで何度も在廊を経験していくうちにそう思える様になって来ました。

数時間しか在廊出来ない時は、最低3人には作品解説しようとか、在廊してる作家さんに最低一人は話しかけたら帰ろうとか、お客さんの視線をひたすら観察してみようとか、小さな目標を決めて実行出来ると数時間の在廊でも達成感があります。
交通費かけて行ってるし、何か収穫して帰りたいんです。

お客さんや解説してる作家さんの邪魔にならないよう配慮さえすれば在廊の仕方に正しいとかないと思う。
ちなみに私はコンペの時と、企画展や個展時の接客の仕方は分けています。

お客様同様、出展作家さんともお話し出来たのも嬉しかった!
作家さんって、たいていそうと思うけど私も自分から声を掛けるのはそんなに得意ではないです。(^^;
話してても常に緊張で頭真っ白な事多くて、会話を広げられない私を許してくださ〜い。

とにかくみんな優しかった。話すタイミングを完全に見失った方が居たのは心残りだった。


色んな人が在廊時の服を楽しみにしてくれてたり褒めてくれたのがめちゃ嬉しかった♡

ギャラリーの向かいにある呉服屋さんのお姉さんにも楽しみにしてると声を掛けられたのには本当驚いた!
でも嬉しくて最後の方は自分から見せに行ってた笑


久しぶりにnote更新したらあれもこれも書きたくて6時間以上かかってるバカ。笑 
それより明日からの展示(Swimmy2023)の告知を優先した方がいいのにこっちを先に済ませたい謎の頑固w

Twitterでは書かない本音の部分も見れるのが私のnoteの良い所!←? 
全然更新してないけどw

なんかスキボタン?押したら出てくるセリフの設定が出来る事を4年経って初めて知ったので何個か設定してみた!
ちゃんと出てるか押して見て欲しい!♡

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