「波」を認めること
好奇心旺盛で疲れやすいHSS型HSPさんは自己肯定感が低い傾向にある。
なぜなら幼少期からその気質ゆえ、人に否定されることが多いからだ。
加えて、他者との違いを感じやすいことも大きい。
一般的な理解として「外交的」「内向的」という概念が知られていることは結構な障害である。
というのもその気質の特徴はどちらにも当てはまらないからである。
だからこそ、
「自分は社会不適合の人間だ」
「他人の期待に応えられない自分はダメなやつだ」
と考えてしまう。
ここから抜け出すためには自分の「波」の存在を認め、それをうまく乗りこなすことだ。
「波」とは自分の気持ちの振れ幅。気分の移り変わりのようなものだ。
(うまく当てはまる言葉が見つからない時は自分でネーミングしてみるとかなり気持ちが楽になるよ。)
人と関わりたい!と思っていたのに次の日にはしんどくて誰とも関わりたくない。
なんてこと、結構あるのではないだろうか。
私たちは波が高いとき、低いときの差が激しい人なのだ。
私の提案は、それを「悪いこと」と考えるのではなく「うまく乗りこなそう」と考えること。
これをみている人が同じような気質を自覚されているなら過去の経験を振り返ってみてほしい。
もしも、自分の「波」を肯定できていたら、うまく乗りこなし、社会に適合できるかたちで表現できていたら・・・。
自分の「波」の存在を認められたとき、
痛みがスッと引くように、自分に対する責め心がなくなって行くはずだ。
一流のサーファーは大小ある波の変化を楽しむという。
私たちは大きな波を乗りこなすサーファーになれる。
だから、あなたは悪くない。
自分を責めなくていい。
とちょっと思っている。
生きづらさに苦しむ人が少しでも自分を肯定することができるように。
役立てていただけると嬉しい。
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