幸福度調査って必要?
世界的に行われている幸福度調査なるもの。
1位はフィンランドであり、日本は下位の方である。
これを見て皆さんはどう思うのだろうか。
「へー」と思うだけの人もいれば、
「日本は低いのか」と悲しい気持ちになる人もいるかもしれない。
「上位の海外の国に移住しようかな」と思う人もいるかもしれない。
でもそもそもこのランキングは本当に幸福度を表しているのかと疑問に思う。
なぜならこの調査には世論調査が含まれており、この世論調査は国民性がよく現れると思われるからだ。
例えば「あなたは幸せですか」と聞かれたとき、仮に同程度の暮らしをしていても、幸せですと答える人と、そうでもないですと答える人がいる。
ここには国民性が現れると思う。
日本人は謙遜する文化があることから、幸福度を低めに見積もりやすいのではなかろうか。
「英語が話せますか?」と聞かれて、それなりに話せるのに、上手に話せませんと答えてしまうように。
だから、仮に幸福度が高い国に行ったからといって、自分の幸福度が高まるかというと、そうでもないんじゃなかろうか。
もちろん幸福度調査はいろんな指標をもとに算出しているので、上位の国がいい部分はもちろんあるだろうが、これだけで日本はだめだなと落ち込むこともないんじゃないだろうか。