料理の真の彩りとはなにか
料理は彩りが大事とよく言われる。
例えばハンバーグの隣に添えられたニンジンやインゲン、ポークソテーに添えられた緑の葉っぱやミニトマト。
たしかにこういった彩りも料理の見た目を良く見せる効果があるのかもしれないが、果たして本当に大事なのか。
ましてや食材がマッチするかしないか関係なく、ただ置いてあるのは気にくわない。
真の彩りは別のところにある気がする。
それは、
食材の色が映えていること。
調理の色が映えていること。
例えば、茹でたインゲンの緑がきれいなこと、油を通したナスの紫が艷やかなこと、焼いたお肉の焼き目が美しく香ばしそうなこと、ソースに照りがあって艷やかなこと。
そういった色が料理の真の彩りだと思う。
とりあえず赤や緑を添えとけばいいなどというものではない。
地味な色の服を着ていると老けて見えるのではない。地味な色の服でもかっこよく、おしゃれで、若々しく見える服装もある。
ワンポイントのアクセントカラーを入れれば若くオシャレな服装になれるわけではない。それでも残念な服装もある。
ちょっと話はずれるかもしれないが、そうゆうことだと思う。