何を教えるのがいいのか
先日のちきりんさんのVoicyで、
「フリースを着て火を扱うのは危ないなど、実用的なことを義務教育で教えたほうがいい」
という意見に対して、
「その原理原則を理科で教えているんだ」
という反論があったと語っていた。
義務教育でどっちを教えるのがいいのか。
この話は釣った魚を与えるか、魚の釣り方を教えるかに似ているように思う。実用的なことは確かにすぐに役に立つが、そこから学びは広がりにくい。
一方で、原理原則を知れば、そこから学びは広がりやすい。
僕は理想を言えば後者のほうがいいと思う。
今の教育は主に魚の釣り方を教えていても、魚の食べ方を教えてないように思える。
原理原則を学んでも、机の上と日常がかけ離れ過ぎていて、なにを学んでいるかが分かりづらい。
なぜ魚を釣っているのかが分かっていない。
だからもっと日常との橋渡しをする必要があると思う。
バランスが肝心。
もっと現実を見れば、日本人の平均勉強時間は1日6分とも言われている現状では、実用的なことを教えたほうがむしろ効果的になってしまう可能性は捨てきれない…。
ムズカシイ。
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